第32話 老人とは何歳からですか
文字数 1,452文字
老人(高齢者)とは何歳からでしょう。
一言で「高齢者」といっても、個々の法律によってその定義は異なります。
公的年金の受給資格を「高齢者」の定義では「65歳」になります。
道路交通法の「高齢運転者」の定義は「70歳以上」となっています 。
高齢者の医療の確保に関する法律では、「前期高齢者が65歳から74歳」
「後期高齢者」が「75歳以上」 また老人福祉法の適用は「65歳」です。
総務庁のアンケート調査だと70歳以上が「老人」だそうです。
おおまかに65歳以上を老人と考えればいいでしょう。
老人になると色々なサ-ビスや助成がありますのでよしとしましょう。
中国では「老」の字はよい意味に使います。
良く醸したお酒を「老酒=ラオチュウ」
若くても学識のある人を「老師」と呼んで敬っておりました。
何代も続いている信用のある店を「老舗=しにせ」と呼びます。
江戸時代は、家老、大老、中老、家老。若年寄りと呼ばれた役職がありました。
村には「長老」と言われてあがめられ、経験豊かな相談役がいました。
このように年を重ね磨き抜いたいぶし銀のような底光りするものが「老」なのです。
かくいう私もとっくに老人の仲間入り。頑張って生きています。
老齢に入ると色々お祝いのがあります。長寿祝いは数え年でかぞえます。
数え年とは生まれたその日は1歳と数えます。(お腹の中で10ヶ月いたからです)
以降、翌年の1月1日を迎える度に1歳加える数え方です。
還暦(かんれき)…61歳
生まれた年の干支に還ることから、「還暦」と呼ばれるようになりました
古希(こき)…70歳
中国の詩人、杜甫の詩の一節である「人生七十古来稀なり」に由来しています。
喜寿(きじゅ)…77歳
「喜」という字が七を3つ重ねた形になり、七十七と読めることに由来しています。
傘寿(さんじゅ)…80歳
「傘」が八と十を重ねた形になり、八十と読めることに由来しています。
米寿(べいじゅ)…88歳
「米」の字をくずすと八十八と読めることに由来しています。
卒寿(そつじゅ)…90歳
「卆」が九十と読めることに由来しています。白が長寿祝いの色とされています。
白寿(はくじゅ)…99歳
百から一を引くと「白」となることに由来しています。
百寿(ひゃくじゅ)…100歳
100年が一世紀という事で紀寿、また百歳である事から百寿と呼ばれています。
108歳の茶寿や111歳の皇寿、120歳の大還暦があります。
250歳で天寿というものもあるそうです。
昭和40年くらいまでは日本人の寿命は50歳くらいでした。
このまま寿命が延びていくと、将来は200歳という事も考えられますね。
そうすると、100歳くらいはまだ子供です。
年老いてお祝いされるのは嬉しいけど、お祝いされると忘れていた歳を自覚します。
そうすると、老いていく事がむしょうに哀しくなる事があります。
私はそんな時にこの詩を読んで自分を慰めます。
青 春 ・・・・(抜粋)
人は信念とともに若く 疑惑とともに老ゆる。
人は自信とともに若く 失望とともに老ゆる。
希望あるかぎり若く 失望とともに老い朽ちる。
歳を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときに初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増やすが、
情熱を失うときに精神はしぼむ。
人は信念とともに若く 疑惑とともに老ゆる。
人は自信とともに若く 失望とともに老ゆる。
希望あるかぎり若く 失望とともに老い朽ちる。
原作 サミュエル・ウルマン
どちらにしても前向きに考えれば幸せな日々が送れます。
一言で「高齢者」といっても、個々の法律によってその定義は異なります。
公的年金の受給資格を「高齢者」の定義では「65歳」になります。
道路交通法の「高齢運転者」の定義は「70歳以上」となっています 。
高齢者の医療の確保に関する法律では、「前期高齢者が65歳から74歳」
「後期高齢者」が「75歳以上」 また老人福祉法の適用は「65歳」です。
総務庁のアンケート調査だと70歳以上が「老人」だそうです。
おおまかに65歳以上を老人と考えればいいでしょう。
老人になると色々なサ-ビスや助成がありますのでよしとしましょう。
中国では「老」の字はよい意味に使います。
良く醸したお酒を「老酒=ラオチュウ」
若くても学識のある人を「老師」と呼んで敬っておりました。
何代も続いている信用のある店を「老舗=しにせ」と呼びます。
江戸時代は、家老、大老、中老、家老。若年寄りと呼ばれた役職がありました。
村には「長老」と言われてあがめられ、経験豊かな相談役がいました。
このように年を重ね磨き抜いたいぶし銀のような底光りするものが「老」なのです。
かくいう私もとっくに老人の仲間入り。頑張って生きています。
老齢に入ると色々お祝いのがあります。長寿祝いは数え年でかぞえます。
数え年とは生まれたその日は1歳と数えます。(お腹の中で10ヶ月いたからです)
以降、翌年の1月1日を迎える度に1歳加える数え方です。
還暦(かんれき)…61歳
生まれた年の干支に還ることから、「還暦」と呼ばれるようになりました
古希(こき)…70歳
中国の詩人、杜甫の詩の一節である「人生七十古来稀なり」に由来しています。
喜寿(きじゅ)…77歳
「喜」という字が七を3つ重ねた形になり、七十七と読めることに由来しています。
傘寿(さんじゅ)…80歳
「傘」が八と十を重ねた形になり、八十と読めることに由来しています。
米寿(べいじゅ)…88歳
「米」の字をくずすと八十八と読めることに由来しています。
卒寿(そつじゅ)…90歳
「卆」が九十と読めることに由来しています。白が長寿祝いの色とされています。
白寿(はくじゅ)…99歳
百から一を引くと「白」となることに由来しています。
百寿(ひゃくじゅ)…100歳
100年が一世紀という事で紀寿、また百歳である事から百寿と呼ばれています。
108歳の茶寿や111歳の皇寿、120歳の大還暦があります。
250歳で天寿というものもあるそうです。
昭和40年くらいまでは日本人の寿命は50歳くらいでした。
このまま寿命が延びていくと、将来は200歳という事も考えられますね。
そうすると、100歳くらいはまだ子供です。
年老いてお祝いされるのは嬉しいけど、お祝いされると忘れていた歳を自覚します。
そうすると、老いていく事がむしょうに哀しくなる事があります。
私はそんな時にこの詩を読んで自分を慰めます。
青 春 ・・・・(抜粋)
人は信念とともに若く 疑惑とともに老ゆる。
人は自信とともに若く 失望とともに老ゆる。
希望あるかぎり若く 失望とともに老い朽ちる。
歳を重ねただけで人は老いない。
理想を失うときに初めて老いがくる。
歳月は皮膚のしわを増やすが、
情熱を失うときに精神はしぼむ。
人は信念とともに若く 疑惑とともに老ゆる。
人は自信とともに若く 失望とともに老ゆる。
希望あるかぎり若く 失望とともに老い朽ちる。
原作 サミュエル・ウルマン
どちらにしても前向きに考えれば幸せな日々が送れます。