第9話 ストレスを貯めない方法

文字数 1,406文字

この年になってはもう遅いと思いますが、もっと精神的な成長をしたいと思います。
人生論や処世訓の講演を聞くと幸せになるには原理原則がある事が分かりました。
幸せに生きるには周囲との人間関係がすべてです。
周囲とうまくいってこそ自分の幸せがあるのですね。

逆説的な言い方ですが。
自分の幸せを考えなければ幸せな人生が送れるという事なのです。
全ての行動は相手が喜ぶことを基準にするのです。

1.人の話は最後まで聞く。(話しの途中で口を挟まない)
2.相手の間違いを指摘しない。(そういう事もあるんだねと)
3.自分の自慢話はしない。(意見は求められてから話す)
4.穏やかに話す。(批判しない、怒らない、命令しない)
5.お世辞でもいいから相手のいい所をほめる。(認めるという事)
これが実行できれば幸せになれるという事なのです。

人間は感情で動いています。
理屈では間違っていてもそれを指摘されたり非難されたりすれば嫌なものです。

ふ~ん。人の為に生きるのか。
私は自己中心でここまで来てしまいました。
(いくら反省しても過去はどうにもなりません。(さっぱりあきらめて忘れる)
ちょっとした気持ちの持ちようで、天国のような幸せな気持ちが味わえます。
またほんのトラブルで、地獄のような毎日を過ごすこともありますね。

人それぞれ生活も考え方も違います。
人間関係のトラブルが一番起きやすいのはやむを得ないところです。
今までの自分を振り返ると自分の意見を主張した時にトラブルが起こっています。
自分も正しい、相手も正しいのです。でも、相手を変えることはできない。
それなら相手を尊重して認める。そのあとゆっくり自分の思った事をする。
これががすべて楽しく生きられるコツのような気がします。
生命にかかわることなら別です。これはしっかり主張して下さい。
会話の中の意見の食い違いは些細なことが多いものです。
いったん認めて笑って過ごせば「あなたっていい人ね」で終わります。

みんなどっかで聞いた処世訓ですが
実践しているうちにいつの間にか自分の考えのようになってしまいました。
これもどっかに出ていた言葉です。
「おれが、おれが、の我を捨てて、おかげおかげの下で生きる」
これからはこんな気持ちで生活しよう。

高齢になれば縛られるものが無くなり自由にできます。
逆にいえば世の中から相手にされない年代になりました。
それならそれで楽しい事だけすればいい。
嫌なことや嫌な人から遠ざかり。好きな事をして気の合う人とだけ付き合えばいい。
わからないことは知っている人に聞けばいい。知っている事は教えればいい。
そしてお互いに「ありがとう」ですごしたい。

毎日がつらくなるのも楽しくなるのも、みんな人間関係が関係しています。
それも自分の意見を通そうとした時が一番人間関係が悪くなります。
間違っても相手を否定しない。「そういう事もあるんだね」で衝突がなくなります。
欲をかかない事も人間関係をよくする重要ポイントです。

我欲がなければ大概の事はうまくいきます。
ストレスは身体的にも精神的にも病気の原因になります。
些細な事で寿命を縮めることはありません。

実はこれは自分に言い聞かせています。昨夜も妻と口喧嘩しました。
他人にはいつも寛容に心になれるのですが、妻だけは思うようにいきません。
興奮すると血圧が180位まで上がってしまいます、脳の血管が切れるのが怖い。
心豊かで平穏な毎日を送れるのはいつの日になるかな~。

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