第59話 継続は力なりはすごい

文字数 1,706文字

昨年の9月ごろには足に水虫はなかった。銭湯に行ったのがきっかけかもしれない。
この日記を書き始めた頃から水虫に気がついた。
月曜日から土曜日までは教室がある。祝祭日も開校している。
皮膚科に行く時間がない。日曜日には皮膚科がやっていない。
そのうちに直ると思って放っておいた。
直るはずがない。痒い、痛い、気持ちが悪い。
皮がむけたりぶよぶよしたり、水っぽくなったり。ひび割れて血が出たりしてきた。

直したいと思った。市販の薬を買ってきた。イソジンも付けてみた。
どんどんひどくなってきた。指の先が1.2倍くらいに膨れ上がった。
もう自分ではどうにもならなくなった。だんだん恐くなってきた。
足が腐ってくるのではないかと思った。どうしても直したかった。

夜7時まで受付している皮膚科があった。妻に予約をしておいて貰った。
夜7時に教室が終わり皮膚科に行った。2週間分の薬が出た。
また2週間後に行く時間がない。薬を少しずつつけた。
長持ちさせるためによ~く伸ばして使った。
2週間分を3ヶ月間毎日少しずつつけ続けた。まだ薬は残っている。

朝、じっと自分の足を見た。すっかり水虫が完治していた。
皮膚が蘇りきれいな肌になっている。

こんな所にも継続の力がある。願いは叶うものである。
自分だけではどうにもならないものがある。
人のお世話にならなければどうにもならないものがある。
今度からは気がついたらすぐに医者に行く。教室を休んでも医者に行きます。

これが今日の新たな気持ちです。妻に治った喜びを話した。
「それ、ただ医者に行けばいいだけの事じゃない?」
悪妻のその一言ですべて終わりになる。
「それじゃ日記にならないだろう」
「そう、じゃあそれでいいんじゃない」
娘もお母さんの味方をする。
「そうだよ、お父さんは何でも大げさなんだよ!」

教室ではみんなに褒められているのに、ケーコからはいつでもコケにされている。
あ~あ、兎に角これで今日の日記が書けた。
いくら酔っ払ってっいても日記だけは何か書いておきたかった。
意味ない日記でも、書いたことには変わりない。習慣にすることだ。
はっきり言って今日の日記は継続のために書いたものです。

継続は力なりが心に響く。誰でも知っている格言です。
知っているがいざ実行すると、なかなか継続することが難しい。
世の中はバランスが取れていて、誰でもできるわけだはない。
継続できたものが成功者になるのです。
全員が成功者になったら競争が激しくなり、世の中が殺伐となるような気がします。
これが格言として有名な言葉になるのは、殆どの人が実行できないからです。

「継続は力なり」とは小さなことでも続けていればいつかは大きな力となる。
そうすれば目的が達成できるという意味があります。
私も実践していますが、本当に継続の力すごいものがあります。
継続すれば信じられない結果となる。

21年前に始めたパソコン教室は2月で10000日を超えた。
15年前に始めた月刊誌「パソコン便り」は現在160号を迎えた。
10年前に始めた「青春の思い出」の日記は100万文字を超えた。
10年前に始めた「インターネット対局麻雀」は今日で22900回目になった。
2年前に始めた「インターネット将棋対局」は3000回で挫折した。
将棋の世界はきりがない。1階級レベルを上げるといくらやっても勝てない。
6級まで行った。あとは何回やっても昇級しない。おそらく基礎力がないか才能がないのだ。
たまには途中で諦めなければならないものもある。

同じような格言がいくつかあります。紹介しておきます。
「涓滴岩を穿つ(けんてきいわをうがつ)」
  わずかな水の滴りでも、長い間には岩に穴をあける。
  絶えず努力していれば終いには大事を成し遂げるということ。

「雨垂れ石を穿つ(雨だれ石を穿つ)」
  岩の上に落ちる雨だれが、長い間には岩を貫通するということです。

「千里の道も一歩から」
  遠い千里の道も足もとの第一歩から始まる。遠大な事業もまず一歩からです。

幸せには競争がありません。ただ幸せは継続が難しいのです。
幸せを求め知恵と工夫を継続すれば誰でも幸せになれます。

幸せだけは考え方ひとつで今からでも幸せになれます。

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