第93話 笑いは健康で幸せな気分!

文字数 1,803文字

月刊「パソコン便り」の「面白ネタコーナー」にシルバー川柳を掲載しています。
インターネットから中高年に受けるような面白川柳を拾ってきます。
それを厳選して、毎月10句ずつ掲載しています。
1回に2000句くらい集めてきます。それを選ぶのですが1時間以上かかります。
どれがいいだろうと思い、考えながら選びます。
この時間が面白い。ゲラゲラ笑いながら選びます。
笑いも「健康」や「幸せな気分」に欠かせないものです。

作者様には無断ですが、世の中の中高年の幸せのために使わせていただきます。
どうぞ皆様、ゆっくり考えながら読んで、楽しい時間をお過ごし下さい。

恋愛編
・年上が タイプだけれど もういない
・恋かなと 思っていたら 不整脈
・この動悸 昔は恋で 今病い

夫婦編
・なぁお前 はいてるパンツ 俺のだが
・アーンして 昔ラブラブ 今介護
・アルバムに 遺影用と 付箋あり
・オレオレと 名乗って妻に すぐ切られ
・「先寝るぞ」「安らかにね」と 返す妻

お薬編
・クラス会 食後は薬の 説明会
・いい湯だな みんなそれぞれ 薬出す
・無農薬 こだわりながら 薬漬け

病院編
・突然に 医者が優しく なる不安
・改札を 通れずよく見りゃ 診察券
・三時間 待って病名 加齢です
・延命は 不要と書いて 医者通い
・ポックリと 逝きたいくせに 医者通い
・主治医から アルチュウハイマーと 告知され

身体編
・マイナンバー ナンマイダーと 聴き違え
・年賀状 出さずにいたら 死亡説
・歩こう会 アルコール会と 聞き違え
・何回も 話したはずだが 初耳だ
・味のある 字と褒められた 手の震え
・景色より トイレが気になる 観光地
・骨が減り 知人も減るが 口減らず

就寝編
・目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ
・いびきより 静かな方が 気にかかり
・起きたけど 寝るまでとくに 用もなし
・やめてくれ ただの寝坊で 脈とられ

記憶編
・忘れえぬ 人はいるけど 名を忘れ
・食べたこと 忘れぬように 持つ楊枝
・あれよあれ それよそれよと 答え出ず
・なぜ消える メガネと鍵の ミステリー
・こんにちは 思い出せずに さようなら

友人編
・クラス会 それぞれ持病の 専門医
・久々の 友の電話は 生きてたの
・おじぎして 共によろける クラス会
・無病では 話題に困る 老人会

生活編
・お迎へと 言うなよケアの 送迎車
・やっと立ち 受話器をとれば 電話切れ
・紙とペン 探してる間に 句を忘れ
・中身より 字の大きさで 選ぶ本
・未練ない 言うが地震に 先に逃げ
・大事なら しまうな2度と でてこない
・万歩計 半分以上 探し物
・昼の顔 入れ歯外せば 夜の顔
・暑いので リモコン入れると テレビつく
・LED 使いきるまで 無い寿命

お孫さん編
・孫たちに アドレス聞かれ 住所言う
・孫が聞く 膝が笑うと どんな声?
・ひ孫の名 読めない書けない 聞きとれない
・おじいちゃん 冥土の土産は どこで買う?
・ばあちゃんの 入れ歯出し入れ 孫騒ぎ

ペット編
・飼い犬が 徘徊防止に ついてくる
・年金の 扶養に入れたい 犬と猫
・振り返り 犬が気遣う 散歩道

老齢編
・何をしに ここに来たかと考える
・脳トレを 毎日してます 探し物
・ばあさんの 手づくりマスク 息できず
・ゴミ出しの 俺とカラスは 顔馴染み
・円満の 秘訣ソーシャルディスタンス
・入らない 母の入歯で 騒ぐ父
・妻の留守 たっぷり醤油寿司刺身
・なぜ吠える マスク姿の 飼い主に

・美男とか 美女とかもはやどうでもいい 
・我家では 濃厚接触 とんとなし
・耳鳴りも ピーシーアールと 音がする
・じいちゃんの 敵は段差と パスワード
・幼な児に 戻りて 可愛い認知症 
・グーグルの 検索履歴に 水戸黄門 
・武勇伝 俺の話は 無観客 
・次の世も 一緒と言えば 妻はノー

・おい!おまえ! いつしか妻の 名を忘れ
・徘徊と 噂されて 散歩を止め
・脳みそに 移し変えたい 顔のしわ
・人生の 時間は減るのに 暇が増え
・三回忌 の頃から 光る未亡人
・まだいける もう一度だけ 犬を飼う
・千の風 きいて買おうか 迷う墓
・この墓も 入居間近と よく磨く
・昔酒、今は病院 はしごする
・まっすぐに 生きてきたのに 腰まがる

もう少しまじめなものをと言われそうですが、これも結構手間暇かかっているんですよ。
パソコンに少し詳しい、私のボランティア活動の一つです。
目的は一つ、楽しい気持ちで老後の日々を過ごしましょう。
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