第36話 見えない力は心の中の魂

文字数 2,510文字

私はあまり病院に行きません。
特に病院嫌いというわけではありません。
病院に行く症状が無いのです。
怪我をしたら外科に行きます。風邪をひいたら内科に行きます。
歯が痛ければ歯医者へ。目がおかしければ眼医者に必ず行きます。
少し大げさに言って治してもらいます。そしてまた快適な日々に戻ります。

癌になったらどうするの、目が見えなくなったらどうする。
確かに予防医学は必要だと思います。でもあまり心配すぎるのも変です。
頭のてっぺんから足の先まで何万という部分を心配しなければなりません。

病気には必ず前もって症状が出ます。
症状に合わせて病院に行くのが一番だと思っています。
症状の出ない病気もあると思います。
体に異常を感じない。何の異常も感じないのは健康と考えます。
寝ている病気を起こすような事はしたくないのです。
「タラレバ」の心配ばかりしていたら楽しい日々が送れません。

勿論ご心配の方は早めの検診で安心しておくこともいいと思います。
不安、心配、恐れ等のマイナスの心理は自律神経を狂わせます。
病気を呼び込む原因となる事が分かっています。
要は不安が体を病気にするのです。

癌の宣告で余命2~3カ月と言われた患者がいます。
ショックで自殺した人もいると聞いています。
悩みすぎて落ち込んで余命より早くなくなった人もいると聞いています。

同じように癌の宣告で余命2~3カ月と言われた患者がいます。
開きなおって治療も受けずに笑いながら楽しく暮らしたそうです。
特に何もしないのに寿命まで生きたという話はいくらでもあるようです。

地球上で「笑うこと」ができるのは人間だけです。
笑うことは人間の長い進化の過程の中で生まれた予防医学です。
今は「笑」が医学的にも認められ癌を治したり脳を活性化させたりしています。

笑いが健康に良いということは決して「笑い事」ではないのです。
もし私が癌だと宣告されたら、私は苦しい高額な癌治療は受けません。
(痛み止めだけはお願いします!)
残された人生は映画を見たりお笑いや落語を聞いたりすごします。

私は変人なのでしょうか?
妻は私の事を平気で「あんた変人だよ」と妻らないことを言います。
妻は、散歩したり食事に気を付けたり健康管理に気を使っています。
それでも3つの病院に通っています。

私はあまり健康管理に気を付けていません。
好きなものを食べて過ごしています。量も好きなだけ食べます。
いつ死んでもおかしくないような生活スタイルです。

ある時、市の健康診断で異常が見つかり病院で精密検査を受けました
家族に強制されて、大きな病院で人間ドックを受けました。
内視鏡で大腸と胃を調べました。大腸に異常が見られるという検査結果でした。
「ステージ3」のポリープが6ケありました。切除の日程が決まっていました。
でも痛くも痒くもないし、元気な健康体で生活に支障がありません。
このまま生活しようと思いました。病院にキャンセルの連絡をしました。
体調が悪くなり動けないようになったら、もう1回調べて貰おうと思いました。
あれから10年以上経ちます。特に体調に変化はありません。

私は千葉県の成田山新勝寺で毎年7日間の断食修行を楽しんできます。
断食すると体は楽になるし、頭はさえるし、体の不具合は消滅してしまいます。
断食中は何もする事が無いので、今後の人生について考えます。
普段では考えられない事をテーマにして7日間を過ごします。

環境は広大なお寺の境内ですから最適です。
最初の頃は「死ぬ気でやれば何でもできる」という決死の覚悟で臨みました。
7回目ともなると断食のような非日常的な刺激が楽しくなっています。
もしかしたら私は変わりものなのでしょうか?

断食で極端に空腹が続くと、体は体内の不要なものから食い尽くします
最初は無駄な脂肪からです。脂肪のない人は「死亡」しますのでおすすめしません。
さらに体は生存本能で次に体内の老廃物や病原菌を食い尽くします。
たいがいの病気はこの自然治癒力で治ってしまいます。

何か体に異常があったら、3日間くらい食べずに水だけ飲んでいれば治ります。
真似はしないでください。人によってみんな違います。おそらく私だけです。
時々これでいいのかな?という疑問を感じる時もあります。

あまり自慢したくないのですが、自慢します。
私は36歳の時に最初の断食修業をしました。奈良県の信貴山で30日の修業です。
この断食修業で心身共に大きな変化がありました。生命力が異常に強くなりました。
それから病気らしい病気はいまだにありません。
過信はしたくありませんが、これが30年間の真実です。

今の仕事を初めて22年たちますが、朝6時に家を出て夜10時に帰ります。
日曜日祭日を含めて、一度も休んだことがありません。
自慢しているわけではありません。やっぱり自慢か。

今朝も6時からこの日記をつけ始め、そろそろ終わります。
原因はよくわかりませんが、最初0・1だった視力も今は1.0です。

もしかしたら規則正しい生活がいいのかもしれません。
もしかしたらストレスのない生活がいいのかもしれません。
もしかしたら悩む暇がないのがいいのかもしれません。
平均4~5時間という睡眠時間が少ないのがいいのかもしれません。
甘いものや油物が大好きで毎日食べているのがいいのかもしれません。
塩じゃけなどのしょっぱいものは酒のつまみに最高です。
仕事のほうが好きなので、散歩や運動は特にしていません。
何が原因か特定ができませんが、体も精神も異常なほど健康です。

「そのうちコロッといくよ」とどこからか聞こえてきます。
それならそれで家族に迷惑をかけないで済みます。
私の究極の「幸せ」は健康な体で、死んだようにように熟睡することです。
楽しい夢を見たまま起きてこなければ、永眠になります。

もう一つ。これは信じてもらえないと思います。
私のこの姿を見て、見えない力が応援してくれているような気がします。
見えない力は、心の中の意思(魂)だと思います。
だから見えないのですね。
魂が最善の策を体に指示しているのだと思います。
すみません。今日は私の自慢大会みたいになってしまいました。

気楽にストレスのない生活をしましょうと言う事が趣旨でした。


ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み