第45話 私の「暇な1日」の過ごし方

文字数 1,637文字

私は苦しいほうが似合う運命に生まれました。
そして自分の能力に応じて創意工夫をして幸せを求め続けてきました。
たいした能力がないので、健康と努力をする精神だけは十分に頂きました。
見えない力は平等だと思いました。全てのバランスが取れています。

目標達成、また次の挑戦と頭の休まる暇がありません。
この努力をし続けること自体が「幸せ」と思っています。
私の人生の目的は、充実した毎日を送る事、そして平穏に旅立つことです。
努力は必ず形として現れます。結果をの自分なりの満足感で5段階評価します。
  1.大成功
  2.これでよし
  3.よくできたほうだ
  4.こんなもんでいいか
  5.これはもうやめるか。
永遠にこの過程が続きます。私に暇は似合いません。

5月4日(火)
この連休に何もしない「暇つぶしの日」をを作ってみようとしました。
朝起きて6時に教室に行く。
ネット麻雀を2~3回する。
ギャオで映画を見る。面白くないので途中でやめる。
[ABEMANEWS]で昨日のニュースを倍速で見る。
それからユーチューブで面白そうなコントのはしごをする。
Yahooでコロナ情報を見る。
桶川市のコロナワクチン摂取情報を見る。ネットで申し込む。
それから老後関連で集めた約80冊の著書を読む。あと4~5冊で読破します。
次の本も20冊ネットオフに発注している。
午前中はなんとか時間がつぶせました。

午後1時
冷蔵庫を開け、昨日の残ったおかずを肴にビールを飲む。
午後も特に予定がありません。また暇つぶしを続けてみます。
一番暇をつぶせるのがパソコンに保存してある500本近くの映画です。
選ぶのにひと苦労します。寅さんの「男はつらいよ」が一番暇つぶしになります。
それでも2時間くらいで終わります。
少し昼寝をします。うつらうつらして自然に起きます。

午後2時
妻が教室に様子を見に来ました。
白い「FIT」で吉見町に行きイチゴを買ってきました。
すごいおいしかったです。恐い奥さんですが喜んで自宅に帰っていきました。
世の中は外出自粛ムードになっています。GWだからどこかへ行こうはなくて済みます。
コロナ騒ぎなので妻も不満は言いません。これで夫のGWの役目が終わりました。

まだ4時ごろです。
自分の投稿作品の誤字脱字を見る。これが一番面白い。時間がつぶせます。
けっこう気を付けたつもりが、かなり誤字脱字があります。
この作業が一番充実します。内容の見直しや矛盾点の修正をします。
なんだか仕事みたいになってしまいました。
私の作品投稿は目的は単純です。記憶から記録への手段です。
思い出はどんどん忘れられていきますが、記録ならその時の新鮮な情報が残ります。
自分のパソコンに記録しておくと、パソコンが壊れればそれで終わりです。
投稿サイトに登録してアップしておけば、どこででもいつでも見られます。
自分ながらいいことを思いついたものです。
昔のノートに書いてある自筆のものも、パソコンに書き直して順次アップしています。
それを見て意見や感想があるのには感動しました。人に認められるのは嬉しいものです。
調子に乗って「青春時代」「断食道場」「パソコン講師」「老年時代」等書いています。
仕事は減ってきましたが、その分こっちが忙しくなりました。
世の中も個人もみんなそれなりのバランスが取れるものですね。

午後6時
その小説投稿サイトのコーナーへ行きました。
私の投稿した作品に赤いマークがついていました。
「パソコン講師」の作品にメッセージが入っていました。
ちょっと一般の人からのメッセージとは違っていました
「運営事務局」からのメッセージでした。

驚きました。内容を読み始めました。嬉しさがこみ上げてきました。
数多い作品の中から私の「パソコン講師」の作品が注目作品に選ばれたのです。
頑張っていればたまにはこうしたいいことも舞い込んできます。

午後8時
そろそろ家に帰らなければ、機嫌が悪くなる人がいます。
コロナのおかげで暇な1日を過ごすことができました。
何となく平和な1日でした。

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