第81話 努力するから幸運を招く

文字数 1,709文字

老いる事は自然です。死ぬことも自然です。
それを自然に感じる事が「老い」に対する対応かと思います。
親父の時代は人生50年だった。
60を過ぎれば、あとの人生は儲け物だと思って生きるつもりです。
私は、何か自分に負荷をかけないと堕落しそうで不安です。
自分はもともと精神的に弱いです。

10年前に趣味人倶楽部に作文を載せてみました。
暖かいメーッセージをいろんな方からいただきました。
私は人の応援がなければできない怠け者だと知りました。
毎日少しずつでも書くとその惰性で継続できるようになりました。

今、色々挑戦しています。今書いている作品も練習のつもりでやっています。
練習を積み重ねなければいい小説は書けません。
50歳で退職して自営業になってよかったです。
人間関係の悩みはすべてなくなりました。精神的な余裕ができました。
小説でも書いてみようかという心の余裕が出てきました。
そして、ほんのわずかな思い出をきっかけに作文を書きました。
練習を続けて小説にしてみたいと思っています。

小説はもともと空想と創造の世界。書くほうも読むほうも楽しめればそれでいい。
そんな気持ちで書いて行くつもりです。
生活を支えているパソコン教室もつぶれずに20年目を迎えました。
これからは今までの人生の集大成のように思います。
天も味方につけました。また夢に向かって歩んでみます。
意識あるうちは現役で頑張るつもりです。

苦労をすればその分幸運が蓄積されると信じています。
夢に向かっていると不思議に何か応援があります。
今までも挫折しそうになる時、何かが起こって実現できました。
そんな事は何度も期待はできませんがやるだけやってみます。
私は一つのことにしか夢中になれません。夢中になるほうはプロを目指します。
プロのほうは苦しくてもへこたれません。

作文のほうは今は仕事の合間に趣味でやっています。
いつかは二流でも三流でもいいから、職業欄に「作家」と書いてみたい。
少しでもいいから張り合いのある生活の足しにしたいからです。
カッコよくいきたいと思っています。私にとって作家はかっこのいい職業です。
市役所の「〇〇届け」の職業欄に「著述業」と書いてみたい。

朝3時に起きて作品を書く生活が1年になった。特に体には支障はない。
だいぶ肥りすぎた事は反省している。
腹が減っては戦ができない。カロリーの事は気にしないで過ごしている。

作品を書く集中力は3時間が限度だ。1時間間に10分くらいの休憩を置く。
それを朝の6時半ごろまで繰り返す。1日2~3枚を目標にしている。

気分転換はインターネットのリアル麻雀対局をする。「天鳳」が面白い。
夜中でも起きている人が何千人といる。すぐにメンバーが揃って麻雀が始まる。
半チャンが約10分ぐらいで終わる。得点と段位を争う勝負となっている。
これが結構リラックスできる。得点を積み重ね段位を上げていく楽しみがある。

この所この麻雀で不思議なことが起きている。
大役満「九連寶燈」に続いて一生に一度できるかどうかの役が立て続けにできた。
今回は「国士無双の13面待ち」を完成した。
この役満は不思議な役だ。上がれそうもない滅茶苦茶な配牌じゃないとできない。
たいがいの人は流してしまうか、上がる事をあきらめる。
「国士無双」は不運から始まる。不運に不運を重ねて徐々に幸運に変わっていく。
完成すると大役満となる。宝くじで百万円当たるよりも確率が低いだろう。

私はこのどうにもならない配牌にチャンスを感じる。人生を感じる。
挑戦してみようという意思がなければこの役満はできない。
私はこの役満に運命を感じる。技術だけではできない役満だ。
一生に一度もできないだろうといわれている大役満だ。
それを今朝完成した。昨夜も別の役満を完成した。

幸運が一度にやってきている。遊びで幸運を使い切りたくないという気持ちもある。
ふと、毎日教室の前にいる、白い小猫が思い浮かんだ。
もしかしたら幸運の招き猫というのは本当かも知れない。
運を天に任せて人生を送るつもりはないが、運がなければ出来ない事もある。
さらに諦めずに続けてやっているから、運が来た時気付くのだと思う。

毎日麻雀ばかりしているわけではありません・・・

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