第46話 ストレスを貯めない為には

文字数 1,170文字

老後はストレスのない平穏な日々を送りたい。
イライラすることもなく、幸せに生きるには周囲との人間関係がすべてです。
周囲とうまくいってこそ自分の幸せがあるのですね。
人生論や処世訓の講演を聞いたり本を読んだりすると、幸せになるには原則がある事が分かります。
逆説的な言い方ですが。自分の幸せを考えなければ幸せな人生が送れるという事なのです。
全ての行動は相手が喜ぶことを基準にするのです。

1.人の話は最後まで聞く。(話しの途中で口を挟まない)
2.相手の間違いを指摘しない。(そういう事もあるんだねと)
3.自分の自慢話はしない。(意見は求められてから話す)
4.穏やかに話す。(批判しない、怒らない、命令しない)
5.お世辞でもいいから相手のいい所をほめる。(認めるという事)
これが実行できれば幸せになれるという事なのです。

人間は感情で動いています。
理屈では自分が間違っていてもそれを指摘されたり非難されたりすれば嫌なものです。

ふ~ん。人の為に生きるのか。
私は自己中心でここまで来てしまいました。
(いくら反省しても過去はどうにもなりません)
ちょっとした気持ちの持ちようで、天国のような幸せな気持ちが味わえます。
またほんのトラブルで、地獄のような毎日を過ごすこともありますね。

みんな自分が主人公です。人それぞれ生活も考え方も違います。
人間関係のトラブルが一番起きやすいのはやむを得ないところです。
今までの自分を振返ると自分の意見を主張した時にトラブルが起こっています。
自分も正しい、相手も正しいのです。でも、相手を変えることはできない。
それなら相手を尊重して認める。そのあとゆっくり自分の思った事をする。
これがすべて楽しく生きられるコツのような気がします。

生命や財産にかかわることなら別です。これはしっかり主張して下さい。
会話の中の意見の食い違いは些細なことが多いものです。
いったん認めて笑って過ごせば「あなたっていい人ね」で終わります。

高齢になれば縛られるものが無くなり自由にできます。
逆にいえば世の中から相手にされない年代になりました。
それならそれで楽しい事だけすればいい。
嫌なことや嫌な人から遠ざかり。気の合う人とだけ付き合えばいい。
わからないことは知っている人に聞けばいい。知っている事は教えればいい。
そしてお互いに「ありがとう」ですごせば平穏な日々が送れます。

毎日が辛くなるのも楽しくなるのも、みんな人間関係が関係しています。
それも自分の意見を通そうとした時に一番人間関係が悪くなります。
間違っても相手を否定しない。
「そういう事もあるんだね」で衝突がなくなります。
欲をかかない事も人間関係をよくする重要ポイントです。
我欲がなければ大概の事はうまくいきます。
ストレスは身体的にも精神的にも病気の原因になります。

些細な事で寿命を縮めることはありません。

ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み