第８３話　　心に残る名言も幸せを作る

人間は食べないと死んでしまいます。
水を飲まないと生きていられません。
私には、心にも水や栄養が必要です。
私は、こうした名言を栄養や水にして生きてきました。
苦しい時でも、悲しい時でも、気持ちを楽にしてくれるような言葉があります。

☆世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにもなるのだ。
・・・・・・シェークスピア

☆決して倒れないということが貴いのではない。倒れても起き上がることが貴いのだ。
・・・・・・・スミス

☆どんな優しいことでも、いやいやすれば骨が折れる。
・・・・・・不詳

☆強くなければ生きていけない。やさしくなければ生きる資格がない。
・・・・・フィリップ・マーロウ

☆全てが失われようとも、まだ未来が残っている。
・・・・・ボヴィー

☆幸せは去ったあとに光を放つ。
・・・・・イギリスの諺

☆明日はまだ失敗の無い新しい日なのよ。
・・・・・赤毛のアンより

☆いつかできることは、すべて今日でもできる。
・・・・・・モンテーニュ

金言、名言の中で、特に心を打つものがあります。
それは自分に不足しているものだと気が付きます。

◇駄目な親と、親自らが気がつけば、息子はその親を誇りに思う
　・・・・（お寺の掲示板）

◇牛乳を飲む人よりも、これを配達する人のほうが健康だ｡
・・・・・（西洋のことわざ）

◇君の立場になれば君が正しい。　僕の立場になれば僕が正しい。
・・・・・（ボブ・ディラン）

◇背負わされたと思えば荷物は重くなる。背負わせて頂いたと思えば感謝になる
・・・・・・（了寛）

◇わたしは動物が好き。犬や猫に話かけても、　「黙れ」なんて言われないでしょ。
・・・・・（マリリン・モンロー）

人はシャワーを浴びると、体がすっきりし気持ちがさわやかになります。
心にもシャワーを浴びれば、すっきりし幸せな気持ちになります。
今日も金言名言でシャワーを浴びてスッキリとした1日を迎えます。


◇「寒いね」と話しかければ「寒いね」と　答える人の温かさ　　　〜俵万智
　　　　
◇辛いという字がある。もう少しで、幸せになれそうな字である　　～星野富弘

◇あわてるな　むかしはみんな　あるいてた　　　〜交通標語

◇生存を　確認し合う　年賀状 　　　　　　　　　〜川柳から

◇背伸びして視野を広げているうち、背が伸びてしまうことも
　あり得る。それが人生の面白さである。　　　 　 〜城山三郎

◇かっこよく見られたいと思ううちは、かっこ悪い。
　かっこ悪くてもいいと思う人が、かっこいい　　　〜中谷彰宏



こういう言葉で、気持ちが温まる。こんな言葉で心を洗う。
何回も繰り返して、読んでいるうちに、自分の心に残っていきます。
まるで自分の意見になっていってしまいます。
物語を書くときに、自然にこれらの名言が混じってしまうこともあります。
それはそれでいいかと思っています。小説で食っていくわけじゃないからです。


＜＜＜人生を導いてくれるような心に残る言葉＞＞＞

◇心が変われば態度が変わる。態度が変われば習慣が変わる。
　習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。
　　・・・・・蓮沼文三

◇人生において、万巻の書をよむより、
優れた人物に一人でも多く会うほうがどれだけ勉強になるか。
　　・・・・・小泉信三

◇人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。
　　・・・・・リチャード・M・ニクソン

◇生きるとは呼吸することではない。行動することだ。
　　・・・・・ルソー

◇偉い人間にはなれなくても、よい人間にはなれる。
　　・・・・・中野重治

◇人生には二つの悲劇がある。一つは願いが叶わぬこと。もう一つはその願いが叶うことだ。
　　・・・・・バーナード・ショー

◇我々は、自ら幸、不幸をつくって、これに運命なる名称をつける。
　　・・・・・ジョンソン

◇愚か者は、金を持って死んでいくために、貧乏で暮らす。
　　・・・・・ブロッケス

◇魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。
　だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。
　色のあせるとき、本当の愛情が生まれる。
　・・・・・遠藤周作

こういう名言を心の中に貯めていくと、何か幸せな気分になれます。
お経じゃありませんが、繰り返し唱えていると、自分の中で変化が起きてきます。
こういう金言名言で、幸せな気持ちになれるのだから、私は単純な人間です。

「幸せのつくりかた」は人それぞれです。