第151話 両刀使い
文字数 441文字
メシヤとエリが対戦ゲームをしている。
「ブシドーブレードって昔あったけど、それに似てるかな」
各々剣を持って戦う。
二人は各種操作設定を決める。
始まりのSILENT SURVIVORが掛かる。
「やっぱり千葉繁さんの声はスゴいな」
「二刀流ですわ!」
ただし、臥龍剣と鳳雛剣ではない。
「そんなものでどうやって戦うんだ」
剣道三段のイエス。
「メシヤ、敗れたリ!」
武蔵を気取る。
右手にエビフライソードを、エビ天ソードなら左手に。
「そんなあゆみたいに言っても駄目よ。てか食べ物で遊ぶんじゃないわよ!」
「一閃で戦いが決するのがゲーム的にどうなのかって話になって、この形に落ち着いたんだよ」
抱き枕くらいのサイズがある。
「お姉さまの登場ですわ」
ドライアイス効果のロスコでお目見えだ。
「あちゃ~」
「それでよく勝てると思ったな」
「美味しそうではあるけど」
エリがアイススティックを両に引き裂く。
ダブルソードではなく、ダブルソーダであった。
「パピコもあるんじゃないの?」