Psychic Development Course
文字数 1,784文字
直観力を高めると言う霊能者のセミナーに行ってきた。そうなの、ちょっと怪しげなセミナーですけど。
事の起こりは今年の初め、ホリデーハウスに遡る。ブログに書いたけど、そのとき私は不思議な体験をしたのだった。霊がうるさくて眠れなかったのよ。怪しいヤツだと思われても仕方ない。だって本当に夢うつつとかの状態じゃあなくて、起きても歩いても聞こえるので、マジ恐だったんだから。
そんななか、おりしも隣町でニュー・エイジ・フェスティバルが開かれていた。そこで二人の霊能者と話し、対処法を教えてもらった。するとそれが思いのほか効いたのだった。このとき思ったの。これまでも時々不思議な経験はしてきたけれど、一度もちゃんとコントロールする方法とかを習ったことはなかった。一度トライしてみた方がいいのかもしれないナ、と。
そのフェスティバルでお話した霊能者はお二人とも「直観力を磨く」みたいなセミナーを開いていた。一人はとても我が家からは行けない場所だったのだけれど、もう一人の方は車で15分ほどの所。フェスティバルが行われた地が我が家から車で2時間ほどの場所であることを思えば、これは驚くほど近かった。
シャーリーさん(仮名)のコースはオーストラリアの新学年明け2月から週1回、8週にわたって開かれていた。ホリデーハウスから家に戻ってからはすっかりいつもの日常で、もう霊がうるさくて…みたいな向こう岸的なトラブルもなくなっていたのだけれど、覗いてみることにしたのだった。
いったい、何をするんだろう? どんな人たちが来るんだろうか? 怪しげな団体だったら…?
興味と不安を胸にシャーリーさん宅へ。セミナーは夕方7時からで、メルボルンで夏の7時といえばまだまだ明るい(ちなみに薄暗くなるのは9時くらいデス)。裏庭に面した彼女のサンルームには陽光がさんさんと差し込み、女性たちが集まっていた。危なげな雰囲気ではなかったので、とりあえずホッとした。
まず軽く瞑想をしてから、シャーリーさんが自分の霊的な体験を話された。その後それぞれが自己紹介を。
30代くらいと思しき女性は子どものころから霊や妖精が見えていたけれど、親や周りから嘘つき呼ばわりされるのが嫌で、自分でも無視してきたという。けれど子どもを産んでからその能力が強くなってしまったので、思い切って自分の霊感と向き合うことに決めて参加したのだそう。小さなお子さんのいらっしゃる2児のママさんだった。
40代らしいフランス出身の女性はセラピスト。カウンセリング中にクライアントの問題が直感的にわかったり、こういう質問をしろとかアドバイスをする声が聞こえてきたりするのだそうだ。いつもそれが的確なので、自分の直感を信頼し、機会あるごとにこういうコースに参加されているという。
南米チリ出身の50代と思しき女性はヒーラー。この方はオーラが見えて、ヒーリングやマッサージをしていると患者さんの悪いところが見えたり冷たかったりで、わかるんだそう。彼女も自分の霊能力を磨くべく機会あるごとにこういうコースに参加されているとか。
50代のオージー女性は2年前に離婚してから、彼女曰く、トラブルゆえに直感が鋭くなって不思議な体験をするようになった。悩んだり困っているとき、ふっと声が聞こえたりアドバイスが浮かぶのだそう。それを強化するために参加されたとのことで。
彼女のお隣の女性はその友達で、一緒に行こうと引っ張って来られたんだそうな。でもこういうことはさっぱりわからないのよ…と困惑した様子だった。
20代後半と思しき女性はBFと同棲中。シャーリーさんの霊視が当たっていたので衝撃を受けて、自分もセミナーにも参加しようと決めたんだそうな。
あとは私と、主宰者のシャーリーさんで8人のグループである。いったいどんな方が来られるのやら???と内心不安だったけど、意外と皆さんふつーの方々でホッとした。つーか、フレンドリーで楽しい方々でした。
この日は顔合わせも兼ねてシャーリーさんを中心に皆でおしゃべりをして、ガイド瞑想をしたら、あっという間に2時間が経ち、終わってしまった。正直、楽しかった。こういうふうに和気あいあいとパラノーマルな話をできる機会っていうのも少ないものね。来週もまた来ようとシャーリーさんに見送られつつ思ったのでした。
この夜も星が綺麗でしたよ。
2010/2/2
事の起こりは今年の初め、ホリデーハウスに遡る。ブログに書いたけど、そのとき私は不思議な体験をしたのだった。霊がうるさくて眠れなかったのよ。怪しいヤツだと思われても仕方ない。だって本当に夢うつつとかの状態じゃあなくて、起きても歩いても聞こえるので、マジ恐だったんだから。
そんななか、おりしも隣町でニュー・エイジ・フェスティバルが開かれていた。そこで二人の霊能者と話し、対処法を教えてもらった。するとそれが思いのほか効いたのだった。このとき思ったの。これまでも時々不思議な経験はしてきたけれど、一度もちゃんとコントロールする方法とかを習ったことはなかった。一度トライしてみた方がいいのかもしれないナ、と。
そのフェスティバルでお話した霊能者はお二人とも「直観力を磨く」みたいなセミナーを開いていた。一人はとても我が家からは行けない場所だったのだけれど、もう一人の方は車で15分ほどの所。フェスティバルが行われた地が我が家から車で2時間ほどの場所であることを思えば、これは驚くほど近かった。
シャーリーさん(仮名)のコースはオーストラリアの新学年明け2月から週1回、8週にわたって開かれていた。ホリデーハウスから家に戻ってからはすっかりいつもの日常で、もう霊がうるさくて…みたいな向こう岸的なトラブルもなくなっていたのだけれど、覗いてみることにしたのだった。
いったい、何をするんだろう? どんな人たちが来るんだろうか? 怪しげな団体だったら…?
興味と不安を胸にシャーリーさん宅へ。セミナーは夕方7時からで、メルボルンで夏の7時といえばまだまだ明るい(ちなみに薄暗くなるのは9時くらいデス)。裏庭に面した彼女のサンルームには陽光がさんさんと差し込み、女性たちが集まっていた。危なげな雰囲気ではなかったので、とりあえずホッとした。
まず軽く瞑想をしてから、シャーリーさんが自分の霊的な体験を話された。その後それぞれが自己紹介を。
30代くらいと思しき女性は子どものころから霊や妖精が見えていたけれど、親や周りから嘘つき呼ばわりされるのが嫌で、自分でも無視してきたという。けれど子どもを産んでからその能力が強くなってしまったので、思い切って自分の霊感と向き合うことに決めて参加したのだそう。小さなお子さんのいらっしゃる2児のママさんだった。
40代らしいフランス出身の女性はセラピスト。カウンセリング中にクライアントの問題が直感的にわかったり、こういう質問をしろとかアドバイスをする声が聞こえてきたりするのだそうだ。いつもそれが的確なので、自分の直感を信頼し、機会あるごとにこういうコースに参加されているという。
南米チリ出身の50代と思しき女性はヒーラー。この方はオーラが見えて、ヒーリングやマッサージをしていると患者さんの悪いところが見えたり冷たかったりで、わかるんだそう。彼女も自分の霊能力を磨くべく機会あるごとにこういうコースに参加されているとか。
50代のオージー女性は2年前に離婚してから、彼女曰く、トラブルゆえに直感が鋭くなって不思議な体験をするようになった。悩んだり困っているとき、ふっと声が聞こえたりアドバイスが浮かぶのだそう。それを強化するために参加されたとのことで。
彼女のお隣の女性はその友達で、一緒に行こうと引っ張って来られたんだそうな。でもこういうことはさっぱりわからないのよ…と困惑した様子だった。
20代後半と思しき女性はBFと同棲中。シャーリーさんの霊視が当たっていたので衝撃を受けて、自分もセミナーにも参加しようと決めたんだそうな。
あとは私と、主宰者のシャーリーさんで8人のグループである。いったいどんな方が来られるのやら???と内心不安だったけど、意外と皆さんふつーの方々でホッとした。つーか、フレンドリーで楽しい方々でした。
この日は顔合わせも兼ねてシャーリーさんを中心に皆でおしゃべりをして、ガイド瞑想をしたら、あっという間に2時間が経ち、終わってしまった。正直、楽しかった。こういうふうに和気あいあいとパラノーマルな話をできる機会っていうのも少ないものね。来週もまた来ようとシャーリーさんに見送られつつ思ったのでした。
この夜も星が綺麗でしたよ。
2010/2/2