あら、オーラ?

文字数 851文字

地元のチベット仏教寺院で瞑想をした。

チベット仏教のゲシェが毎週、瞑想と仏教経典を無料で教えてくれるの。子どもがまだ小さいので毎週参加するというわけにはいかないけれど月に1、2回は参加している。お坊さんや尼さんも数人いらしていて、大勢の人たちに囲まれてする瞑想は素晴らしい。何よりも場の気が限りなく平和で美しくて、癒される。

正確には夕べの話なんだけど。瞑想に関するゲシェの話を聞きながら、はたと気がついた。前に座っている女性の周りに黄色い光が見えるのだ。

あれ? 目を瞬かせても確かに見えた。

おやおや?と、周囲を見やれば、他の人たちの周りにも見えるじゃあないの! 光線の加減かもしれないんだけれど綺麗な光なんだ。

自分のオーラが見えることはあって、最近は家でヨガをやっているときに見えることが多い。ヨガの三角形のポーズで天井へと指先を伸ばすとき、指や掌から腕の周りをふわぁっとピンク色がかった紫色の光が取り囲んでいることがある。眩くはないけれど美しい光で…。ハッとしつつもそのままヨガを続けて、そのうち手先から視線を移し、次なるポスチャーをとるのだけれども。

20代のころは歯を磨いているときなんかに、鏡に映ったオーラと思しき光が頭の周りに見えることがあった。そのころは黄色がかった緑色だった。

ああ、そういえば、オーストラリアに移って、気分的にダウンしていたときに見えたのは蒼っぽい光だったな。

でも他の人の光が見えたのは初めてだった。まあ実際、単なる光線の加減なのかもしれないし。見えるからといって、この方は今体調を崩しているとか、こういう性格だとか、何か情報が伝わってくるわけでもないし。べつだん騒ぐほどのことでもないんだけれど。

チベット仏教では神秘体験云々にうつつをぬかすのは精神修行の妨げになるのでよろしくないと言われる。確かに、オーラが見えようが見えまいが、日常生活に徳がなかったらあんま意味ないもんねぇ。

それでも神秘的なことが好きなので嬉しくて、やっぱりブログに記しちゃいました。

2008年6月26日
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