久~しぶりの、直感セミナー

文字数 2,553文字

直観力を磨くというセミナーに参加した話は書いたけど、その主催者シャーリーさんからフォローアップ・セミナーを開くという連絡があった。やや怪しげながら楽しい時間を過ごせたのでまた参加してしまった。

集まったのはシャーリーさんと私を入れて5人。久しぶりの再会にまずはお互いの近況報告から。シャーリーさんはハワイまで行って天使系巨匠ドリーン・バーチューさんの「霊媒セミナー」を受けてこられたそうで。次はその上級コースを受けるのだと張り切っていた。(^^)

メェと同じ年の息子がいると言っていた学生ママさんのお腹が、見た目にも明らかに大きくなっていたのでビックリした。妊娠していたなんて、あのときはち~っとも気づかなんだ。なんでも予定日は来月頭だというから、もうすぐですね。おめでとうございます~!

それからシャーリーさんの誘導で「チャクラ・クレンジング」のイメージ瞑想をした。ガイド瞑想は催眠に近いせいか、もしくは朝型4時起きの身には疲れてくる時間帯であるせいか、最後のクラウン・チャクラを終えるころには私の瞼はす~っかり重たくなってしまった。意識が明瞭クリアというよりも、たぶん6割方眠っていたはずだ。

半分夢の中で、「あなたのガイドとつながるように」と言われたことにぼんやり気がついた。
「自分の次なるステージについてガイドからメッセージをもらいましょう」、と。
あらら、また乗り遅れてしまったわん…などと思ったとき、女性の声がした。
―Just do it!
と、英語で聞こえたのだった。

えっ!? ハッとしたものの、またうつらうつらと半眠の世界へ。結局リラックスし過ぎて瞑想というよりも、仮眠をとってきたって感じでしたね(苦笑)。

その後はグループワークを。さっきの瞑想で受けたそれぞれのメッセージについて、皆で直感力を使ってリーディングし合うというエクササイズを。

それからカード・リーディング。一人が見てもらいたいことを告げて、皆が直観力で占った後にカードをひいてみるというものだった。カードは「現状」「障害」「ガイダンス」「結果」をあらわす4枚をひいてもらうことになった。使用するのはドリーンさんの『Fairies Oracle Cards』妖精さんのカードだった。(^ ^;)  全部で44枚と枚数が少ないうえに、タロットと違ってリバースがないので初心者にもやり易いタイプである。^^

占いは当たるも八卦当たらぬも八卦とはいうけれど、当たっているかいないかは別として、少なくとも質問に合ったカードが出てくるのは興味深かった。たとえば付き合い始めた恋人について尋ねた方には「Romantic Partner恋人」とか「Sexuality性」「Beauty美」のカードが。臨月ママさんは出産について尋ねていたのだけど、結果には「Parenting and Children子育て」というカード。現状には「Dreaming Coming True夢が叶う」ってカードで、本人の話では第2子を待ち望んでいたのでそのことだろう、と。

いやぁ、けっこう外してないっつーか。それなりにピタッとくるのが出ていましたよ。(^_^)

私は今月末に単身日本に帰国する不安について尋ねた。実は祖母の一周忌が来月頭にあるので、帰国しようかと迷っていた。行きたいのは山々なんだけど航空券は高いし、子どもたちを置いていくのも気が引けるしで。そんなとき自著本『Tamago』が全作家協会の出版賞に決まったと連絡が来た。偶然にもその授賞式が祖母の一周忌の数日前だったので、思い切って1週間里帰りをすることにしたのだった。祖母が呼んでいるような気がして。

そうは言っても、子どもを残して自分だけ帰るなんて今回が初めてだし、未だに迷いがあったんだ。いちおう子どもたちの了解は取ったものの、娘が「ママ、そろそろ行っちゃう日がせまってきちゃったね…」などと瞳を潤ませるのを見ると、大丈夫かいな?と不安になったり。4歳の息子の方は何も言わないものの(たぶん忘れている)、お土産のおもちゃに釣られて了解したようなものなので、実際は理解してないんじゃないかとか。

それと去年末にマインド・ボディ・スピリット・フェスティバルで霊視をしてもらったときに言われたことも、なにげに心に引っ掛かっていた。
「あなたの母方のお祖母さんがここに来ているの。最近亡くなったでしょう?」と、その霊能者は祖母の死に言及した後、祖母からのメッセージだと伝えてきたのだった。
「日本へは一人で帰らないようにって、あなたのお祖母ちゃんが言ってるの」

「なぜ? 事故にあっちゃうとか? 犯罪に巻き込まれるとか?」と冗談めいて尋ねたが、彼女は言葉を濁した。
「あなたのお祖母さんは心配症で過保護だから。でも日本でこれから何か危ないことがあるかもしれないから、日本に行くときは気を付けてほしい」、と。

それ以上の話は出なかったので、あのときはスルーすることにしたのだけれど、私の小説が大きなものではないけれど何かの賞をもらうとも言っていたので、今となっては気になっていたのだった。洪水の件もあるしねぇ…。

だけど今夜、皆さんの直観では「心配無用」ということで一致。シャーリーさんも、
「あなたがさっきの瞑想で聞いたJust do it! いいからただやりなさい!っていうメッセージはこのことを言っているの。心配しないで」と。

4枚のカードもポジティヴなものが並んでいて、ハッとさせられたのは最後に出たカード。なんとまた「トンボ」だったのよ! 結果をあらわす位置に、女性が光に包まれて、トンボを見上げ、感謝をささげているってカードが出た。いやぁ、またまたトンボですよ。^^; ちなみに後で調べたら、全44枚のうちトンボが描かれているのはその1枚のカードだけ。やはり私とトンボさんはご縁が深いのでしょーか?(^ ^)

カードはスピリチュアルな記号というけれど、記号の符号に(あ、韻踏んじゃいました?って、違うか)なんとなく楽しくなった夜でした。懐かしいメンバーと久々に過ごした、パラノーマルに怪しげな時間はあっという間に過ぎて…。シャーリーさんは月1での開催を考えているそうなので、また参加してみようかなぁ。


2010/8/2
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