『コロロギ岳から木星トロヤへ』
文字数 566文字
『コロロギ岳から木星トロヤへ』/小川一水
超ド級長編「天冥の標」の新刊が延期というニュース、というかつぶやきを発見。
https://twitter.com/ogawaissui/status/730733133008490497
(無理なさらず時間かけて良いモノにしてくださいませ>作者さま)
なので、ちょっと息抜き本です♪
2014年、北アルプス・コロロギ岳の山頂観測所に突然出現し、観測機器や観測ドームをぶち壊してしまった巨大な宇宙ダイコン、じゃなかった宇宙生物、カイアク。
彼(と思ったら彼女でした)の弁によると、2231年の木星前方トロヤ群の小惑星アキレスに、自分の「しっぽ」が挟まってしまって困っているという。しかも、どうやら同じところに人類の少年が2名閉じ込められているのだとか。
時間軸を超越している謎の宇宙生物によって偶然むつびつけられてしまった23世紀と21世紀。200年前の科学者たちは23世紀の少年と宇宙生物を救うことができるのか?
科学者というか、未来少年’s救出に萌える腐女子チームの健闘がなかなか良いかんじでした~♪
※息抜きなんて失礼! コレ、第45回星雲賞受賞作なんですって!
Original Post:2016/05/23