『乱と灰色の世界』

文字数 560文字

『乱と灰色の世界』/ 入江 亜季

コミックです。

ハイセンスなんですがきらびやかな絵柄にちょっと引いちゃう人は居るかも?

そして、1巻だけだと魅力がわからないって方も居そう。

でもでも、そこを乗り越えて読んでほしい! 良いんですよこれが!


まったく背景説明無く始まる普通の日本のお家。はやく大人になりたいと願う主人公の少女『乱』は魔法の靴を履くと、なんと大人に変身できちゃう魔女っ子なのです。

ちょー怖い過保護のお兄さんもどうやら魔法の力がありそう? そして、ウルトラ渋いお父さんと、大切な仕事があるだとかで家を留守にしがちのお母さんという一家を中心としたドタバタ魔族ストーリー。

大人の姿に変身した少女が出会うかなり悪っぽいイケメン青年との恋(?)の行方は、はたして?


なーんて一見ご都合主義な軽いお話に見せかけておいて、これがもうなかなかに深いのです。

当初説明されていなかった魔族(魔法使い)たちの役割や戦い、どんどん登場するキャラクター達に惹かれて読み進めちゃうと後が気になってもう止まりませんw


できれば2~3巻までは読んでほしい!

そこまでいったらもうラストまで一気読みです。途中泣けます! ラストも感動です! やばいです!(カフェで読んでて涙してしまいました! 涙もろすぎ!><)

Original Post:2016/09/27


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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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