『ひつじときいろい消しゴム』

文字数 761文字

『ひつじときいろい消しゴム』/根木珠

憧れの(?)強制カンヅメ!?

作家志望の若者たち(もうプロ作家だったりもう若くない人も若干いらっしゃったそうですがw)と編集さんと絵師さんをひとところにかき集め、合宿形式でひたすら本を書かすというある意味恐ろしいイベントが先日行われていました。

その名もNovelJam 2018! 今年はその二回目です。去年の第一回もけっこう盛り上がったそうで、どうやら定期的に行われる気配ですね。

最近だとプログラマーやデザイナーをひとところに詰め込んで新しいプロダクトに挑戦するハッカソンというイベントがよく行われていますが、それの小説版、といったところでしょうか。(公式サイト)https://www.noveljam.org/


で、NovelJamが面白いのは作った本を即座に電子書籍として販売してしまうことです。

さっそく出来上がった本をつらつらと眺めていて、手に取ったのがこちら、根木珠さんの『ひつじときいろい消しゴム』です。

https://bccks.jp/bcck/153412/info


なんともふしぎな雰囲気の作品です。でもその雰囲気がよいですねー。

わかるよーなわからないよーな。寓意的な意味があるよーな、それでいて書いてあるそのままのよーな。帯に深読み注意とありますがほんとにそんな感じでした。

表紙どおりの印象です。あ、そうそう、表紙がとっても素敵! やっぱり本が手に取られるかどうかは表紙できまりますもんね。デザイナーの杉浦昭太郎さんの功績ですね。いいなあ。こんな表紙あこがれちゃうw


ところで、なんで黄色い消しゴムなんでしょう?w

(おまけのひとこと)

ちょっと番外編です。本の紹介というよりイベントの紹介みたいになっちゃいましたすみませんw

Original Post: 2018/02/23
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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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