『からくさ図書館来客簿 第四集』
文字数 691文字
『からくさ図書館来客簿 第四集』
~冥官・小野篁と夏のからくり~
著者/仲町六絵
からくさ図書館シリーズの4巻目。
今度は初夏から夏の盛りの時期。祇園祭で始まり、送り火で終わる、そんな暑い時期のおはなし。
冒頭の京都の夕立のシーンとジャストタイミングで東京のゲリラ豪雨が重なってびっくりw
読んでるこっちは風情もなんにもないですが、ばっちり世界に引き込まれましたw
季節に合わせて読むのもいいですね~☆
今度は時期だけじゃなく、場所も合わせたいところです。
さてさて、内容のほう。あいかわらずとっても読みやすく、キャラクターの心情にそっとふれる優しい目線がとってもよいのです。過保護病の篁と時子さまのじゃれあいもほほえましくていいですわ~☆
史実と交え、京都の歴史やまつりの裏側にも触れながらお話が進行。今回は初めて時子姫が篁の元を離れてちょっとだけ遠くでアルバイト的なお仕事をしたりします。
彼ら冥界の役人さんたちと、浮き世の人間たちもけっこう仲良く交流していて、お話世界全体が優しい雰囲気なんですよねー。
5巻目もゲットしてるので、もうちょっとしたら時期に合わせて読んでみます。お気に入りシリーズです♪
トークメーカーに転記している今は2月。ちょーさむい時期なのですがあ~><
もうお気づきのこととおもいますけれど、この本のシリーズって四季に合わせて出してるのですよね。できれば一巻一巻、その季節に合わせて読んでいただけると物語に入り込みやすくておすすめです♪
私もそれに気が付いてからは、わざとその時期にあわせて読んでみたりしていました☆