『帳簿の世界史』

文字数 465文字

『帳簿の世界史』/ジェイコブ・ソール

バレンタインデーが終わると確定申告しなくちゃー、うわーん、いやーん。めんどくさーい!! ってわけで、帳簿関係の読み物など~。


帯の「権力とは財布を握っていることである」というのは、アメリカ建国の父、ハミルトンの言葉だそうです。

その言葉そのままに、古くはハムラビ法典で会計法が定められていたバビロニアの時代から、国家を破産さえせた太陽王ルイ16世の時代、そして大恐慌にリーマンショックまで、

世界史で権力の移り変わりは学びますが、その裏側にかならず潜む「会計」の問題を「帳簿」という観点から追いかけた、なかなか面白い本でした。

(おまけのひとこと)

いや、ほんとに、この時期になるとついつい思い出してしまう本。

大事なのはわかるんですけどねぇー。なんで税金納めるほうがこんな面倒なことしなくちゃいけないのよーって毎年毎年苦労するのです。。。そう、確定申告ってやつ。

こんな面倒なことをしているだけでGDPだいぶ損失してる気がするのはわたしだけでしょうかねぇ。。

Original Post:2016/02/24


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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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