『シャーロック・ホームズの不均衡』

文字数 507文字

『シャーロック・ホームズの不均衡』/似鳥鶏
なんでか続編のほうを先に読んじゃいましたが、あらためて第一巻めも読まさせていただきました♪

やっぱ面白いです~。
主人公のなんの取り柄もない(ように見える)兄と、しゃべれないけれど超天才であることが判明する妹さんの関係、それと彼らを保護することになった、エリート医師との契約。これがまた泣かせるんですよーぅ。

このほかにちょー強いメイドさんや、スナイパー執事(!)さん等、ビジュアル的にも行けそうな・・・、でもって漫画やアニメにありそうな(意識してる?)キャラ配置なのですが、彼らの思いや過去を掘り下げて語るところはやっぱり文章作品の強みだなあ。なんて読んでて思いました。

例の「機関」に唯一対抗するという設定も無理なく読ませてくれて、あー、最初にこっち読んでおけばよかったなあ。とちょっぴり後悔したりも。ま、いいんですけどね、もっかい二周目読んで記憶上書きするから!w

ちなみに、推理物として読むと「そんなのあり!?」ってなっちゃうかもしれませんので、本格推理を期待するよりは、ラノベ的に、キャラ萌えメインで読むのがおすすめです♪
Original post: 2017/11/08

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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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