『美しいプランクトンの世界』

文字数 539文字

『美しいプランクトンの世界』 生命の起源と進化をめぐる

 / クリスティアン・サルデ

図鑑、好きなんです。

コレは写真集的なつもりで買った本なんですが、地球上の動植物の幼生体の大部分を占めるという「プランクトン」のあらましをちょー美しいグラフィックで知れる素敵本でした。

太古の昔、この星に発生した生命。進化とともにどんどん複雑化していく生命体の「素」が、じつは、よくよく考えてみるとこのプランクトンなんですよね。(食べ物だったり幼生だったり大気中に酸素を送り出してくれる植物性プランクトンだったり……。)

エビやカニなんかの甲殻類の幼生体やクラゲなんかも含むと、この星の海はプランクトンでおおわれてるんだなーなんて、いまさらながらに教わりました。


美麗なだけじゃなくて閲覧注意系の写真もたくさんでしたが、そこはそれ、好奇心を掻き立てるのに役立ってくれます。まるで宇宙怪獣みたいなのもたくさんw

ところどころにQRコードがあって、Webから動画や詳細写真を知ることもできるようになっている、新しい時代の図鑑っぽいですね~。眺めているだけでもおすすめです☆


公式サイト(英語) : http://planktonchronicles.org/en/

Original Post:2016/04/04


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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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