『ネオ寄生獣』

文字数 538文字

『ネオ寄生獣』/アフタヌーン

萩尾望都、太田モアレ、竹谷隆之、韮沢靖、真島ヒロ、PEACH-PIT、熊倉隆敏、皆川亮二、植芝理一、遠藤浩輝、瀧波ユカリ、平本アキラ、らによる、岩明均の名作コミック『寄生獣』へのトリビュート作品集。


どの先生も第一線で活躍中の方たち、プロの目から見ても寄生獣はやっぱりすごかったんだなあというか、それぞれの先生方の感じたところや目の付けどころがさすがプロ!というかんじでおもしろく、お話の組み方や料理の仕方も寄生獣愛(ってなに?w)にあふれていて大変よかったです。

読んだことない漫画家さんも何人かいましたが、その方々の描き方を見て、あらためてその人の先品読んでみようかな?という効果もあり、よい企画だったのではないかとおもいますねー。


で、個人的には植芝理一先生の『ミギーの旅』がすばらしかったですわ~。デビュー作の『ディスコミュニケーション』読んだときの感覚というか、「好き勝手やっていいって言われたから……」とホントに好き勝手やっていて、それでちゃんと寄生獣していてすごくよかったです。

(たぶん、西洋の人が日本のオタクカルチャーを見るとこういう風にみえるんだろうなーというイメージが沸いてきましたw)

Original Post:2016/07/30


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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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