『落ちこぼれネクロマンサーと黒魔術の館』

文字数 690文字

『落ちこぼれネクロマンサーと黒魔術の館』/メラニー・カード

シリーズ1巻目がKindleアンリミテッドだったものでふらふらと読んだらけっこう面白く、

結局、2巻目もゲットしちゃいまたー。


2巻目は1の直接のつづきですね。

おちこぼれネクロマンサーのワードと、彼がうっかり死から蘇らせてしまった美女の殺し屋シーリア。

なんだかんだといい仲になりそうでならなさげなまま殺し屋ギルドの陰謀に巻き込まれ、二人して暗殺者に追われる羽目に。

冒頭から危機だらけの状況で、命からがら逃げ込んだのは、ワードが属する善良(?)なネクロマンサー陣営とは敵対している邪悪なネクロマンサー組織の中枢とも言うべき呪われた館。そこでなんとワードは強大な魔力をもつ館の主に弟子入りしたと間違えられて・・・。

というストーリー。

今回は前作以上に危機の連続でけっこうスリリング。

そして、ワードとシーリアのお互いに惹かれながらもけん制しあってなかなかうまくいかないでこぼこなニヤニヤ関係も読みどころ。

少しずつ明らかになる世界の謎と、おちこぼれといいつつ実はけっこうやるんじゃ?というワードの成長(といえるのかな~)もいいかんじでした。


さて、続きは。 って、まだ3巻目は本国でも出ていないのですね><

邦訳はまだしばらく先になりそう><

(おまけのひとこと)

1巻目がアンリミテッド対応だったのは期間限定だったようです。いま見たらKindle版が1,099円、文庫が1円より……だって! なんなのこの価格差!><

まあ文庫は中古なんですけどね。(送料300円かかるので結局301円なんですが)

Original Post:2016/08/23


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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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