『落ちこぼれネクロマンサーと死せる美女』

文字数 856文字

『落ちこぼれネクロマンサーと死せる美女』/メラニー・カード

暑いのでアンデッドな本をアンリミテッドでw

作り手側からするといろいろ罠があり、なんだかなーとおもっているKindleアンリミテッド開始ですが、読み手としては今まで手が出なかったいろんなジャンルの本を読み漁れるので助かっていますw


さて、これは前に表紙を見かけて興味があったけれど買えてなかったやつ。創元推理文庫なのになんとラノベチックなタイトルなんだろうと気になってたんですよねw


実際そのタイトルの通りで、頼りない落ちこぼれのネクロマンサーが主人公。彼がうっかり蘇生してしまった美女はなんと超一流の殺し屋さんなのでした。彼女を殺した犯人を捜そうと、冒頭から死せる美女にふりまわされつつ、いままでまったく縁の無かった裏社会の謎解きと冒険に巻き込まれていきます。


超行動派、考える前に動く死人(?)で殺し屋の美女。

完全頭脳派で動く前にゆっくり考えをまとめなきゃな主人公。

この水と油、お互いを信用していない者同士の駆け引きのすれ違い、そしてだんだんと惹かれ合ってパートナーになっていく感じがいいですねー。

それと、まだ全貌は明らかになっていませんが、なにしろ普通に死者を蘇生できちゃう世界です、いろいろ設定されている世界は奥がふかそう。

ここらへんも要チェック。

続刊も出てるみたいだけど、まだKindleアンリミテッド化はされていないもよう><

どーしよー、続編正価でかっちゃおうかなー?(読み手でも罠に落ちてるw)

(おまけのひとこと)

おととし(2016年)の8月に読んだ本です。あの頃、めっちゃ暑かったのと、Kindle Unlimitedが始まったのを覚えてます。

今はもうおなじみですが、AmazonのKindleでの読み放題、大ニュースでしたねえ。でもって、上にも書いてある通り、書き手にはちょっと罠っぽい要素があって、手放しでは喜べないところも徐々に判明していた頃でした。(結局、その罠は相変わらずのようです><)

Original Post:2016/08/08


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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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