『臨機巧緻のディープ・ブルー』
文字数 607文字
『臨機巧緻 のディープ・ブルー』 / 小川一水
この時期、『
じつは小川さんの『砂星からの訪問者』という本を読もうとしたら、これの続きだよと
+Amane Murai さんに教わり、こちらを先に読んでみましたのです。
(シリーズ物はわかるように表記してほしいですねー><)
表紙とタイトルでこれまた宇宙戦争ものかしらんと思って読んでみたら、(実際そういう描写はありますが)
戦争というよりはファーストコンタクトものですね。
「知は力なり」と知的好奇心が人類すべての目的と化している世界で、主人公がカメラマンというところがよいポイントですねー。カメラに内臓されたAIのキャラと、異星人の描写も(想像するとあれれっておもうのだけれど)なかなかキュートですw
難しい科学的なところはすっとばしてまるでラノベのような読みやすいお話でしたが、それでもしっかり押さえるところは押さえた良い感じのSFでした♪
(おまけのひとこと)
小川一水さんと言えば、↑にも書かれていますが『天冥の標』!
超大河ストーリーで全10巻の予定(一巻が3冊ぐらいになったりもするけれど……)。
それで、いま9巻目の2冊目! というクライマックス真っただ中で、全国のSFファンはお預けをくらい中なのです。つづきはやくー!><
Original Post:2016/06/09