【銀河乞食軍団《黎明篇》①~④】
文字数 860文字
【銀河乞食軍団〈黎明篇〉①~④】鷹見一幸
前から気になってはいたけれど、一巻めの(眼鏡おっぱい)表紙でちょっと引いてしまって読んでいなかったコレ、ようやく読んでみました。
もはや伝説になっている故・野田昌宏宇宙軍大元帥の代表作、スペースオペラ『銀河乞食軍団』の前日譚です。
もはや伝説になっている故・野田昌宏宇宙軍大元帥の代表作、スペースオペラ『銀河乞食軍団』の前日譚です。
(野田昌宏さんと言えば、ガチャピンの生みの親でかつモデル。元フジテレビの名プロデューサーでもってSFの超えらいひとです。宇宙軍大元帥という肩書は最初シャレで名乗っていたら、そのまま定着してしまったのだそう)
『銀河乞食軍団』、通称〈銀乞[ギンコ]または[ギンコジ]〉を読んだのもだいぶ昔、かなり小さい頃で、どんなお話だったかさっぱり忘れてしまっていたんですが、この本を読み始めてすぐに、あのなつかしい雰囲気で和風テイストの庶民の味をおもいだしました。(そういえばちっさい頃おねじっ子に憧れていたっけw)
「そうそう、これよこれ!」と楽しみながら一気に読んでしまい「ああ、あの星海企業ができたのはこういうわけだったのね~」とこれまた納得の4冊でした。
で、まったくの野田さんコピーだけの内容かと言えばもちろんそんなことはなく、現代の著者の鷹見一幸さんの手によって結構現代SFしてるところも良いかんじ。
そもそも黎明篇で銀河乞食軍団も存在していない時代のお話ですから、〈銀乞〉を読んだことのない方でも全く問題なし。
ちゃんと(っていうと失礼ですけどw)おもしろいですよー♪
きっと、お空の上で(このお話が書かれている間に野田大元帥は鬼籍に入られてしまったそうです><)この出来を野田さんも喜ばれているんじゃないかとおもいます。
今、うちのお部屋にあったはずの〈銀乞〉はどこに埋まってるかなー、掘り出して久しぶりに読みたくなっちゃいました☆
Original Post:2017/12/22