『死神うどんカフェ1号店(一杯目)』

文字数 513文字

『死神うどんカフェ1号店(一杯目)』 / 石川宏千花

奇天烈なタイトルと、可愛い表紙でうっかり手に取ってしまったヤングアダルト小説です。


とある事故で、身体は無事だったものの、心を閉ざしてしまった少女がふと見つけてしまった「死神うどんカフェ1号店」なる謎のお店。

そこでは本物の死神と、そこにはいるはずのない人物が……。

という感じのお話です。


この本を手に取った人なら、 主人公の気持ち、わかると思います。そんな看板のお店みつけたらつい入っちゃいますよねw


さらっと読めてなかなかおもしろかったです♪


この本のターゲットぐらいの中高生(の女子、かな?)が好きそうなお話の作り。ごく普通の話で込み入ったヒネリとかはなく難読書がお好きな方には薄味すぎますけど、こういうのこそ求めている層にはぴったりだろうなー。なんて。最近モノカキっぽいことをしていたもので、こんな読み方をしちゃってましたw そういう意味では大変プロフェッショナルな著者さんなんだとおもいます。読みやすくって普通にうまいです(これが難しいw 憧れちゃうわーw )。

(おまけのひとこと)

かるーくつるつるっと読めます。うどんだけに。

Original Post:2016/05/30
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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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