『最後の昼餐』

文字数 464文字

『最後の昼餐』/ 宮脇 檀  (著),‎ 根津 りえ (イラスト)

めっちゃダンディーな建築家さん、宮脇 檀さん、娘さんも独り立ちしてだいぶ時間も空いたので、かねてからの趣味だった自作の料理をはじめることに。

さらに、それを食べてくれるパートナー、彼女のためにマンションの部屋から用意するなんて粋ですね。さすが建築家さん。かっこいい!☆


この本に出てくる料理の数々、きっとおいしいんだろうな~。


ご本人の粋なさらっとした文章に添えられて、パートナーであった根津りえさんの素敵なイラストで日々のお食事がつづられます。

食い道楽そして作り道楽、普通に道楽者の本かと思ってのほほんと読んでいたら、最後の最後でがんの告知が!! こうして、ようやくタイトルの意味がわかったのです><


生きること食べること作ることを生きがい(?)に最後まで素敵に生きたダンディーなおじさまの本でした。

本人も、周りもきっと幸せだったんだろうなあ。と、文と素敵な絵からつたわってきます。

どれもおいしそうなんよ!(そこか!w)

Original Post:2015/10/20


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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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