『砂星からの訪問者』

文字数 435文字

砂星(すなぼし)からの訪問者(フィーリアン)』 / 小川一水

ひきつづき個人的小川一水まつり実施中!

ということで前回のディープ・ブルーの続きです。

なんとなく、天冥読んでても思ったのですが、この方、長いお話のほうが本領を発揮すると言うか、のびのび書いてていいですね♪

前回固まったキャラクター達をうまくつかって、かつ読者が読みたい方向に転がしていって、「うんうん、そうだよねー」ってお約束をちゃっかり仕込んでくれるファンサービスもいいかんじです。


前作は水棲の人魚な美女エイリアンとのコンタクト・(ラブ?)ストーリーでしたが、今回はSF界のお約束(?)大きな猫型エイリアンがお相手。

それぞれの環境や進化の結果の文明や文化ギャップもよく考察されていて面白いです。

ちょっと陰謀風の流れもありますが、宇宙戦闘も小気味よく描かれていてうん楽しい!

いいかんじのSFでした。これはシリーズ定着してほしいですねー。

続編いまからわくわくですわ♪

Original Post:2016/06/17


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登場人物紹介

神楽坂らせん

読書の合間に本を読み、たまにご飯してお茶して、気が付けば寝ている人です。一度おやすみしてしまうと、たいていお昼ぐらいまで起きてきません。

愛読書は『バーナード嬢曰く。』

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