眩しくて眩しくて

文字数 225文字

その君の笑顔と太陽が眩くて

 僕は罪悪感をいだく
奇妙な虹だと
がらにもなく悪態づいて
 また僕は罪悪感をいだく

君の正義の扉は
どこにあるのかい?
昨日のずっと向こう?

僕は呪いの言葉しか思い浮かべることが出来ない
人生の敗者なんだ

下っていく坂道を走って
いつか行き止まりになって
転んでしまうんだ
君はきっと笑うかもしれない

でも山頂に登ろうと
けっして振り返らずに
僕に一瞥もくれずに
すれ違うのかもしれない

その勇気と活力と
もしくは快楽なんてものが
僕を痛めつけるんだ
眩しくてね

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