月夜の晩に思うのは

文字数 165文字

月夜の晩に思うのは
うっすらと背中に張り付いた過去たち

まるで砂の上のカカシのように
ゆらりぶらりして
でも簡単には心の内を明かさぬ

月夜の晩に思うのは
未来の自分に叫ぶこと

決して捨ててはならぬ決心が
明らかに映し出され
心の泉に滲んでる

月が
影のように朝日が眩しくて
いつか逃げ出したくならないか
恐々生きている

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