儚き一瞬の友よ

文字数 103文字

透明ガラスの泡が透けて見える
水飛沫が黒髪に飛び散り
喉を砕くんだ
飲み込んだ思いが空気に触れて
静かに消えていく
いいや
夕闇に儚く去っていく
どこからか鐘の音がする
あれは何を告げるものなのか
知るすべもなく
この街を去る
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