読書する小鳥

文字数 295文字

わたしの愛する小鳥が
わたしのお気に入りの本をかじっていた
熱心に慎み深い態度

これはまたなんて偶然なんだろう?

以前住んでいた小鳥も同じ本をかじっていた

小さなお部屋に住む小鳥たちは
時に残酷なほど冷たい生き物だけど
不思議な態度で魅了する

「追いで」と言っても来ないのです
素っ気なく羽の手入れをしていたと思ったら
寂しいと言って肩に乗る( 「ツンデレか!」  )

昔は人と一緒に歌い一緒に食事する
小鳥たちもいた

どこの場所でも
自由な音楽(なか)で生きている
彼らは生きたプリズムなのだ

ますます本がぐしゃぐしゃになる

*あれ?詩じゃなくてエッセイになっちゃった!
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