睡蓮の池で

文字数 137文字

水面に映る君の顔が
あまりに美しく
問いかけに声が出なかった

恥ずかしくって
なんでだろう?

自分が醜いと感じたからか
僕は途方に暮れて
顔を上げて下を見て歩くしか
すべはなかった

君のその切実さは夕陽に例えると
あの懐かしい音楽になる

バイバイと言った幼い自分が
まだどこかに残っているのだろうか
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