君と歩くモノクローム

いつまでもいつまでも変わらない貴方の残像が
目の中に焼き付いている

明日は明日が決めると言って
笑った優しい貴方の笑顔が焼き付いている

ありがとう　ごめんね　大丈夫？

こんな普通の言葉が普通に口から貴方は出てくるんだね
それだけで私がどれだけ励まされたと思う？

本当はね
誰にも負けないほど貴方を愛してる
ただ言葉にはしないでいる
一生言わないかもしれない
貴方が消えてしまいそうで言えない

すぐに鼻歌なんて歌って　おかしいな
いつか二人でよく行ったあの公園で花火を見ながら
色々な話をしたね

家族の話　学校の話　社会人になった時の話　好きな人の話

全てに笑顔で答えるわけじゃなかったけれど
貴方の表情は全て記憶している

今思うと幻だったのだろうかと
そう思えるほど儚い一瞬の寄せ集めだった

今
貴方はどうしてますか？

大好きな貴方へ