ブランコ〜陽炎と夕陽〜

文字数 130文字

子供みたいに夕方のブランコに乗って
ひとりで遊んでいた

あの頃はまっさらで
嘘のない素直さで生きていた

懐かしかった

大人の陰が揺れている

大人になると嘘が増え
自分が背後に置き去りになっている気がする

でもと思う

私は私に問う

小さな小さな魂は
変わらずなのかと

そう思いたいと願う

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