第70談 作者お気に入り

文字数 2,130文字

おはようございます。
今回で第70談となりました。人の年齢なら古希です。(笑)

おかげさまで体調はだいぶ回復しました。どうやら原因は気圧のアップダウンにあったようです。
ダウンで具合が悪くなるのは想定内でしたが、アップでも悪くなることは今回初めて知りました。
原因がわかれば対処の方法もいろいろ考えられます。
と言うわけで私の問題はクリアできたのですが……な、な、なんと、埼玉のジャズフェスは他のメンバーが演奏できなくなってしまい、出演辞退という事態に!

実はこの手のジャズフェスにはオーディションや審査があって、一月前にはプログラムがほぼ決まっているので、こんなタイミングでの自己都合によるキャンセルはかなり厳しいです。
来年は審査の段階で×になるかもしれません。

私自身も今は振り上げたスティックの落とし所を探しているところ。
元々の計画通り年明けのオンラインセッションのための準備は進めますが……、でも生のバンドで叩きたい!
ビールも音楽も生が一番です。

さて、標題の件。
忘れた頃に頂きました——作者お気に入り。
どなたかは存じあげませんが、まことにありがとうございます。

今回は、「ドラマのリアリティ考」か「政治の話をタブーにしてはいけない」という堅めのタイトルで書こうと思っていたのですが、お礼かたがた『お気に入り』のことをメインに書かせていただくことにします。

そんなこと判ってると言う方が大半だとは思いますが、気に入った作者のページで「作者ブックマーク」をClickすると、作家さんの応援になるだけでなく、新作を掲載した時点で教えてくれます。
私にもお気に入りの作家さんは何人かいますし、私自身も過去に何人かの奇特な方から「作者お気に入り」に加えていただき、その度に各作品にまとめてイイネが付くので一気にランクアップすることは知っていました。
しかし、今年の春頃から『作者「@Sarumi」が、お気に入りに登録されました』と運営事務局からメールを頂いても、☆もランキングも全く変化無しという怪現象(?)が二度続きました。
そんなわけで、今回もそんな感じだろうと思っていたら、あまり読まれていない新作がずっと上の方に来ていて、なんだか勿体ない気がしています。
総合評価数1,000って1,000PVを目標に書き始めた自分は想像もしていなかった数字です。

去年からこのサイト(他にはないんですけど)に小説を投稿するようになって、一瞬ですが拙作が一位になったこともありました。所謂ビギナーズラックでしょうか。

今や30作近い作品をアップしているとはいえ、今年に入ってどっとペースが落ちました。そんな中でも連載中の小説が3作あります。
1作はプロット無しで書き始め、もう1作は出来上がっていたプロットを一度壊して再構築しながら書き始め、そしてもう一作は諸事情あって一年近く停まっている私小説。

連載を開始して気づいたのですが、自分の場合やはりプロットの完成度を上げておかないとなかなか書き進められないみたいです。
そんなわけで連載中の3作を一時的に非公開にして、全部書き上げてから再公開しようかと考えていました。(もう少し考えます)
それに、新作の連載を始めてもすぐに300位以下に沈んでしまうので、きっと自分の小説はつまらないんだろうな……と手応えのなさも感じていたところ。
それだけに「お気に入り」はちょっと嬉しい出来事でした。

一人でも読んでくれる人が居れば……と言いながら、本音と建て前が乖離してますね。
自分はいくつになっても「かまってちゃん気質」なんだと自覚はしてるんですよ(笑)。
煽てられればすぐ木に登る猿ですから、すぐに足を滑らしてまた落ちるかもしれません。

思い返すと過去にも「自分はセンスがない」と落ち込んでいると「オシャレ」と言っていただいたり、「ほんとうに文章が下手だな」と力のなさに肩を落としていると「上手くなった」と褒めていただいたり、ノベルデイズでは他人様の力を沢山お借りしている気がします。
その一方で、自分はどれだけ人の力になれているのか……。

実は、自分の身の回りのこと(主に仕事関係)もずっと停滞していました。
やるべき事も出来る事も沢山あるのですが、実際それが世のため人のためにプラスになるものなのか? と考えると身動きできなくなっていました。
そこに体調のアップダウンも加わって、半日くらいで片づけられことが一週間以上手を着けられなかったり……しばらくフリーズ状態が続いていました。
もしかすると秋鬱だったのかもしれません。
新たに書き始めた小説はそんな中で絞り出した作品なので、苦しさが滲み出てしまったのかもしれませんが、これからはもう少し楽しく書けるよう心がけます。

身は苦しみの集まるところ
いかでこれを楽しみとせん——

実りの秋ですからね。
頂いた『お気に入り』を、丸まった私の背中を押してくださった励ましと受け止め、今日から一つずつ整理しながら一歩ずつ前に進めていこうと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

今日はこれからロケハンも兼ねてお台場までキャンピングカーフェアに行ってきます。


老人は死なず、ハロウィンにありがたさを噛みしめる爺
(2021.10.30)
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