第54談 BL風味

文字数 1,466文字

こんばんは。
今日は夜の呟きです。
ん? なんか変……勘違いしないでくださいね。

パラリンピックの最終日の昨日、車いすバスケットボール男子の決勝はなんと強豪アメリカとのシーソーゲーム。
最終的には4点差で銀メダルになりましたが、本場のアメリカ相手にこんな戦いが見れるとは驚異的を通り越して驚愕でした。

私はコロナ禍での東京オリンピック・パラリンピックの開催には基本的に反対でしたが、五体不満足で生まれたり、病んだり怪我をして障害を負っても、何か打ち込めるものがある人生は幸せだと、パラリンピックを見ながら感じ入った次第です。

世界の人口の15%が何らかの障害を持っていると言います。日本は国民の7.6%と少なめですが、それでも13人に一人。
私もその一人ですが、かつては「障害者手帳は人に見せる物ではない」とか「障害者は人目につかないようにしなさい」と言われました。
まだまだ日本にはそういう「間違った恥の文化」が根強く残っていると思います。
そのせいか、「パラアスリートを見ると気分が悪くなるから障害者のスポーツは見ない」と言う人が日本人にはすごく多いんです。日本もいつの日か『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のように義手を見ても偏見を持たれない社会になると良いのですが。

障害者の私ですが、実は普通の杖が苦手なので、カメラの一脚を杖にしています。
ジャムセッションで、その杖を突きながらステージに移動して、ドラムを叩き始めるとカッコイイと言われることがあります。
ギャップ萌え(自分で言うかw)でしょうかね? でもカッコイイ障害者、カッコイイくるま椅子って、いいじゃないですか。
男子バスケットの鳥海選手、脚だけでなく指にも生まれながらの欠損がありますが、試合中のカッコ良さには痺れました。単なるミーハーですね。(笑)

さて、タイトルの「BL風味」
拙作『エイリアンズ』の第30話「禁断の実」投稿を機にタグに加えました。

https://novel.daysneo.com/works/850091bb104dfde62a96895cb600e578.html

私はBLという物を読みませんし、概要くらいしか知らないのですが、身近なところにいる腐女子(本人がそう言ってます)から漏れ聞いていたお話に、意図せず少し似てきてしまったかな……と。とは言え、BLヲタの人が読んだら、「何これ? こんなのBLじゃない!」と言われるのは間違いないので、「風味」を加えておきました。
便利な言葉ですよね。「〇〇風味」とか「〇〇風」。

その『エイリアンズ』は作品全体では4,394PVと作者の予想を遙かに上回っていますが、どうやら最後まで読んで(クリックだけかも)くださった方は一人か二人。なので、こんなことテーマにしてもサハラ砂漠の真ん中で「君が好きだ〜」と叫ぶような感じですが。(苦笑)

読まれなくなった原因はたぶん一つじゃありません。

・途中長く執筆が止まってしまったために勢いを失った
・枝葉のエピソードに凝りすぎて冗長になってしまった
・盗撮とかレイプとか内容が重すぎた
・作者がまだ長編を書けるレベルに達していない

……とそんなふうに分析しています。

あと3話で完結の予定なので、終わったらもう一度読み直して、【改訂・短縮版】にでも書き改めてみようかとも考えています。
そんなこと書くとますます読まれなくなりそうですが。(苦笑)

というわけで、これから第31話を公開(投稿)させていただきます。


老人は死なず、いつの日かカッコイイ障害者になりたい。でもその前に顔が……
(2021.9.6)
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