第2談 夏への扉 ーキミのいる未来へー

文字数 931文字

おはようございます。
早起き老人の独り言、第二弾です。

昨日の二度目のワクチン接種。担当の医師が一度目よりずっと巧かったせいか、注射そのものは全く痛みなし。前回同様に日付が変わる頃から痛み始めましたが腫れはなく、発熱など他の副反応も今のところは大丈夫のようです。

話は変わりますが、事務局から「下書き状態に戻した作品のPV減少に関する注意」がアナウンスされてます。再公開した拙作『Ai needs Yu(アイ・ニーズ・ユー)』のPV1万件以上が全て消失した翌々日のことでしたから、私のためにアナウンスしてくださったのでしょうか……って、自意識過剰ですかね?(笑) 

前置きが長くなりました。
標題の映画ですが、邦画のSF作品としてはなかなかの秀作でした。
私的には、深作欣二監督の『復活の日』(小松左京原作)、山崎貴監督のデビュー作『ジュブナイル』、本広克行監督の『サマータイムマシーン・ブルース』(SFというよりコメディ? 原作は上田誠の戯曲)に並ぶ☆4つ!

ハインライン・ファン、原作ファンの方には申し訳ないのですが、私は原作よりこの映画の方が好きです。
脚本家(菅野友恵)の才能もあるのでしょう。原作の無茶なところや、ちょっと気色悪いところが絶妙にフォローされていて、これがあの『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の三木監督の作品? と思うほど、論理的破綻も最小限に留められていたし、多くの人が感じるタイムパラドックス的矛盾点もさらっと説明されてました。

(かつて私が書きかけた脚本同様に)ヒロインが高校生という設定も自然だったし、予想通り清原伽耶がとても良かったです。夏菜の悪女ぶりもなかなかのものでしたし、藤木直人演じる原作には登場しないヒューマノイドのピートも良かった。
それにしてもNHKの朝ドラキャストばかりですね。

そして極めつけは、この映画のもう一人?の主役。
ネコのピート役のパスタとベーコン(二匹一役)は言うことなし!
クローズアップされたパスタの表情にハートを鷲掴み……いや、肉球掴み?(笑)
猫好きの方は必見です。
とは言え、期待しないで観てください。期待とネタバレは映画の敵なので(しつこい)。

次回はネコムービーの話題でも呟きますか。

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