第64談 マイペース・マイライフ

文字数 1,442文字

おはようございます。
久々に朝の呟きです。

突然ですが、連載中の『プラトニック・ラブ・アフェア』の主人公の名前を変えました。
さすがに、シネ・ヴィヴァンで一緒に映画を観た人と同じ名前はまずいだろうと……。
万が一でもご本人が読むことが絶対ないとは言いきれませんからね。

話は変わりますが、先週末、子供達(と言ってもアラサー)が藤井風くんのコンサートに行って来ました。
去年のコロナ禍で何度も何度も聴いた彼のアルバム"HELP EVER HURT NEVER"
あまりに聴きすぎて、何故か聴くと切なくなるようになってしまったため、しばらく遠ざけていました。
先日はスタジアムでの無観客ライブ配信もあり、再び彼の魅力に触れ、久々に聴いてみました。
その音楽性、声や歌の魅力、そして独特の色気と世界観。
風くんは、背も高く、顔もよく、声もいい。
野球の大谷翔平くんといい、彼らのように天が二物も三物も与えた人を見ると、もはや羨ましいとは思えず、このまま順調に年を重ねて欲しいと祈るように願ってしまいます。
ホームラン王にも二桁勝利にも一歩届かなかった大谷くんは残念でしたが、また来年もあるでしょう。

さて、彼らのようにいくつも

若者とは180度違う今の自分。
月に10日の非常勤の仕事。年金とアルバイト収入だけでは生活は成り立ちません。月に5日平均の通院もありますし、そろそろ延期していた新しい仕事を開始しないと。

でも、許されることなら、今のペースで生活しながら、小説を書き続けられないものだろうかと思います。
プロットだけは沢山溜まっています。
せっかく思いついた小説の種ですから、芽を出すよう少し取り組んでみようかと。
自分を追い詰めるために、ちょっとだけ書いてみます。(笑)

UFOから始まる青春恋愛小説『ミウのいた夏』
平行世界を舞台にしたサイバーパンク的な『悪魔を哀れむ歌』
近未来の日本を舞台にした長編小説『須弥山崩壊の記録』
理想を追求するあまりマッドサイエンティストになってしまう科学者を描いた『8分の1』
近未来の日本で起こるサイバー戦争を描いた『憂国の記』
22世紀に自分たちのルーツを探る若者達を描いた小説(題名未定)
……とSFが多いのですが。

昔シナリオ用に書いた短編も沢山。
それに某新人賞向けにストーリーを練っている純文学的小説もいくつか。
そうそう、まだノベルデイズで書きかけの『こわれもの』もありましたね。

新作を書いても「イイネ」はなかなか付かないし、ランキング下位に沈んでいることが日常になりましたが、一人でも読んでくれる人がいる限りマイペースで書き続けようと思います。

ところで、先日妻の従姉妹が急逝しました。
藤井風くんのコンサートの日がお通夜だったので、翌日の日曜日に娘を連れて妻と三人で告別式に行ってきました。
癌でしたが、末期ではありませんでした。このクールを終えて退院したらしばらくは大丈夫です……と言われていた最後の抗がん剤治療で入院中の誤嚥性肺炎。
私と二歳しか変わらない68歳……でもすごくいい顔をされていました。

かつて公私ともにお世話になった職場の大先輩は「ありがとう。良い人生だった」と言い残して永眠されました。
いつ亡くなっても後悔しないように生きることは難しいですが、マイペースでも最後は「良い人生だった」と思えるようなマイライフを私も過ごしてきたいものです。


老人は(まだ)死なず、でもいつか旅立つときは「良い人生だった」と言い遺していきたい
(2021.10.7)
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み