第42談 HじゃないほうのAV

文字数 1,557文字

おはようございます。

昨日、この日記のタグに2つ付け加えました。
一つめの「男子高齢者の日常」はアニメ『男子高校生の日常』のパロディ。
この日記・個人ブログにピッタリだと思っていますが、いかがでしょう?
「男子と高齢者が並ぶのは矛盾している」とおっしゃる方の気持ちもわかります。
でも、私は高齢者になっても気持ちは男子のままなんです。(笑)
年齢がいくつになっても気持ちは女子の皆さんにはお判り頂けるのではないでしょうか?
評判が良ければ、タイトル自体をそれに変えてしてしまおうか……なんて考えているところですが。
さて、もう一つの「HじゃないほうのAV」とは?

ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、世界的に、グローバル目線で、というか英語文化で「AV」と言えば"Audio(-)Visual"の略です。間の"-"も、あったりなかったり、"/"で繋ぐこともあれば、"audiovisual"みたいに繋げてしまうこともありますが、要するにAVと言うのはそういうことです(でした)。
訳すと「視聴覚(の)」とか「音声と映像(の)」という意味ですが、例えばAudio-visual programとかAV Systemみたいな感じで、音響と映像に関わるプログラムや装置を表すのに使います。
かつては日本でもそういう意味で使われていたため、会社名や部署名に「AV」と刷っていた名刺を私はいくつも持っています。
あるものすごくお堅い会社の方ですが、金融機関の担当者に「AV課」と印刷された名刺を差し出したときに「〇〇さんもそういう事業を始めたんですね」とニヤッと笑われた……とそんなエピソードを聴かされたこともあります。

そうなんですよ。
AV=アダルトビデオは、OL=オフィスレディと同じ和製英語。
それが日本では定着してしまったために、部署名や会社名を変えざるを得なくなってしまった……そんなケースもあるんです。

因みに、日本でAVという類いの物はポルノグラフィ・ビデオと言います。そして日本でもかつてはポルノ・ビデオと呼ばれていました。
「ポルノ」という言葉が露骨だというのでAVという造語でソフトにしたつもりだっだのかもしれません。逆に中身はハードになったようですが。
その辺りの歴史を知りたい方は『全裸監督』でもご覧ください。おっとNETFLIXは有料ですよ。
一方で、因島から「ポルノグラフィティ」というバンドが現れたことで、日本では「ポルノ」が一気に一般大衆化しました。
平成の時代、女子中高生の口から「わたしポルノが好き」とか「新しいポルノどう思う?」という会話が交わされる度に驚いて目を丸くするおじさん達の姿(私もおじさんでしたが)を街角や電車の中で目にする度に、笑いを堪えるのに必死だったことをついこの間のように思い出します。

すみません。思いっきり話がズレました。
なんだかチコちゃんのようになってしまいましたね。(笑)

私が書いた「HじゃないほうのAV」とはそのAuido Visualのほう。
今までも書いたように私は元々録音屋(レコーディング・エンジニア)でしたが、後に画像や映像やCGを手がけるようになりました。
文字通りAV=Auido Visualが食い扶持となったわけですが、専門だったAudioにVisualが加わったきっかけは、昭和の終わりにMac=Apple Macintoshに出逢ったことでした。

予告した、小説の読後感想や、ホラーの話、さらに日常的な出来事を途中に挟みながら、このあと長〜いその歴史を連載形式で書いていきたいと思います。
先ずはマッキントッシュ前史のAppleやルーカスフィルムの話から?

以降、(ご興味のある方は)どうぞお楽しみに。


老人は死なず、昔話に夢中になって小説が書けない今日この頃
(2021.8.10)
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