第81談 事実は小説よりも……

文字数 1,562文字

こんばんは。

先ずはお詫びから。
今朝公開した第81談ですが、身内から物言いがありまして、一度公開停止に。
その後、大幅に内容を削除・訂正することになってしまいました。
SNSに投稿して炎上する度に書き込みを削除する政治家やタレントみたいな事態になってしまい、たいへん申し訳ございません。

つまらないと思われるかも知れませんが、小説の登場人物と違って、ペンネームで書いているとは言え、自分自身の実体験だったので、生々しすぎると身内から批判の声が上がってしまった次第で。
先に読んでくださった方にとっては良かったのか悪かったのかわかりませんが、以下……標題に関わる部分を大幅に訂正致しました。

右目の怪我は驚異的な回復を見せ、「もう普通の生活をして大丈夫ですよ」と医者に言われたのですが。
その後、頭痛と目の痛みがあったため、映画を観に行ったことを医師に告げたら叱られてしまいました……とほほ。
私にとって、長時間ドライブしたり映画を観ることは「普通の生活」だったのですが、さすがにちょっと無理があったようです。

自動車での遠出、1時間以上のPCやスマホ、映画やテレビドラマなど、目に負担をかけることは2月半ばまで自粛するように……と頂いてしまったため、昨日のサウジアラビア戦のサッカーもダイジェストに留め、SNSも自粛して400字ショートとここだけにときどき書かせていただいてます。
何も書かずにいることは精神衛生上良くないので。

さて、標題ですが、『400letters』に書いた「あの胸にもう一度……」のこと。
タイトルはアラン・ドロン主演の映画のパロディですが、ずいぶん前に私の二つの実体験を元に書いた2500字くらいのショートストーリーを400字に編集したものです。
ここでネタばらししますが、どちらも二十代半ば頃のことでした。
一つ目は、駅から自宅に歩き始めた時、見知らぬ美女が振り向きざまいきなり私の腕を掴み、「恋人の振りをして欲しい」と耳打ちされた体験。その人は変な男性に追いかけられていたので、ある意味人助けになったとも言えるかもしれませんが、黙って歩いているだけで男性がぞろぞろ後をついて来るような……そんな女性でした。
二つ目は、いつも通っていた歯科クリニックの衛生士さんと偶然街で出会って名前を呼ばれた体験。
綺麗な方だったので以前から気になっていたのですが、帰り道が一緒だったのでお話ししながら歩きました。
以来、クリニックに行くたびに意識してしまった次第で。その先はご想像にお任せします。

どんな人でも人生に一度はモテ期があると言われますが、10代〜20代前半は自他共に認める失恋王だったモテない自分にとって、もしかするとその頃がモテ期だったのかもしれません。
かつての同級生から突然告白されたり、近所に住む美女とタクシーを相乗りすることになったり、新幹線のビュッフェで隣り合わせたアイドルタレントの卵と知り合いになったり、教習所で一緒に二輪の講習を受けた短大生と音楽の趣味が全く一緒で意気投合したり……と不思議な出逢いが1〜2年の間に続きました。でも皮肉なことにその頃は仕事がものすごく忙しくて、とても恋愛どころではありませんでした。後で思い出して、勿体ないことをしたと後悔したこともありますが、まぁそのおかげで今があります。

さて、イチ推しの女優、清原果耶さんが先日二十歳の誕生日を迎えました。
もう一人、『Coda あいのうた』ですっかりファンになったエミリア・ジョーンズさんも今月で二十歳。
二人ともとても優秀な役者だし、とても魅力的な女優さんだと思いますが、私にとっては孫の世代。
こんな爺さんの推しの女優が二十歳前後って変ですかね?

と言うわけで、今日はこの辺でさようなら。


老人は死なず、事実は小説よりも難しい……
(2022.12.2)

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