第68談 ゼンマイ仕掛けの猿のおもちゃ

文字数 996文字

おはようございます。

今日から『DUNE/デューン 砂の惑星』の上映が始まります。
観に行きたいところですが、土日が休日ではない仕事を含め今日から4日間連続で予定が埋まっているため、しばらくお預けです。
『MINAMATA』のときに期待値が高すぎてちょっと失敗した(評価が厳しすぎた)ので、今のうちに期待値をゼロにリセットして、来週にでも観ることにします。

さて、標題の件ですが、予定していた府中のジャズフェスは中止になりましたが、11月28日にLOVE JAZZ TIME2021という埼玉のジャズフェスの出演が決まりました。
一時間弱のステージ。半分以上は演奏するのが初めての曲です。

ライブハウスのジャムセッションを除けば、人前で演奏するのは2年前のJAZZ in FUCHU以来。
その府中でのステージ自体が40年ぶりでした。
2年前よりはいくらか腕は上がったと思いますが、コロナ禍でセッションからも遠ざかり、指の怪我や病気で半年のブランクがある上に、右手中指は完治しないヘバーデン結節のために強く力を入れられない。
ドラムをやったことのある人ならよくわかると思いますが、中指に力が入らないとものすごく叩きにくいんですね。
握る力は半減しているので、タム移動するとスティックを落としそうだから、フィルイン(曲の間合いで入れるオカズ)も工夫しないと。

と言うわけで、個人練習やバンド練習に加えて、以前から計画していたYouTube用の演奏動画の撮影もあるので、しばらくそちらに専念することになりそうです。
そのうえ、「いきなり、世界デビューしちゃいませんか?」というコンテストも気になっています。
以前から特許申請も考えていたアイディアがあるので……。

いやぁ、時間がない。

来週辺りには、連載中の『プラトニック・ラブ・アフェア』の次のエピソードと、書き始めた新作の連載を……と考えていますが、ものすごく遅い執筆になりそうですね。

ところで、ジャズフェスの宣伝、ここでやっていいのでしょうか?
いや、すでに宣伝になってるか。(苦笑)
個人的な交流はNGみたいなので、「はじめまして。私が加藤猿実です。ご来場ありがとうございます」なんていうことになるとまずいのかな?

ま、とりあえずは、スティックを落とさないように粛々と練習に励みます。


老人は死なず、ゼンマイ仕掛けの猿のおもちゃのように太鼓を叩き続ける
(2021.10.15)
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