第４９談 息切れトーク
文字数 1,604文字
おはようございます。
私の脳内で二つの人格が語り合っています。この先、なんだか言い争いにでも発展しそうな気配もするんですが。
チャットノベルにすべき内容的かと思いますが、途中で切り替えたり挿入したりは出来ないと思うので、通常の文の中で展開します。
Ａ：6月29日から始めたこの日記、こんなに読まれると思ってなかったね
Ｂ：ちょっとぐらい読まれたからって調子に乗ってるんじゃない？
Ａ：そういう自覚はないんだけど、一時期はランキングのトップページにあったからビックリしたよ
Ｂ：それは偶々だろ。続けてイイネ貰ったりしたからさ
Ａ：嬉しくないって言ったら嘘になるな
Ｂ：何カッコつけってるんだよ。正直に言えよ。トップページに返り咲きたいって
Ａ：滅相もない！ 昨日も書いたけど悪目立ちはしたくないんだよ
Ｂ：それってさ、いつもトップページにいる作家さんに失礼じゃないのか？ 悪目立ちしてますよって悪口にしか聞こえないぜ
Ａ：いやいや。いつもトップにいる人たちはそれに見合う人気と実力を兼ね備えてるから。その点、実力のない自分なんかが目立つところにいるのは気恥ずかしいんだよね
Ｂ：嬉しくないって言ったら嘘になるとか、気恥ずかしいとか。お前は女子大生か
Ａ：男子高齢者です
Ｂ：……まぁ兎に角
Ａ：「兎に角」って、ずっと昔に社内報に書いたら「ウサギにツノってなんですか？」って聞かれた
Ｂ：（笑）……お前、そうやって脱線するから話が長くなるんだよ
Ａ：長いかな？
Ｂ：おいおい、冗談は顔だけにしろよ（モブキャラのくせに）。毎日こんな量のテキストを書いてたら読む方だって大変だよ
Ａ：今なんか言わなかった？ モブキャラとか
Ｂ：（聞こえてんのかよ）そんなことはどうでも良い。とにかく、タイトルに「呟き」っってあるから、呟きかと思って開いてみたらビックリだぜ！？
Ａ：書いてる本人は呟きのつもりなんだけど
Ｂ：これだから（爺さんは）……
Ａ：今なんか言った？
Ｂ：いや。何も（変なとこだけ耳が良いな。大事なことは聞いてないくせに）。普通、呟きって言うのはTwitterみたいなのを言うんだよ
Ａ：Twitterかぁ。何文字までだっけ？
Ｂ：140文字だろ
Ａ：少なっ！
Ｂ：お前の文章が長すぎるんだよ
Ａ：書いてると、ついつい長くなっちゃうんだよね（苦笑）
Ｂ：爺さんの長話や自慢話、朝っぱらから付き合わされる方はたまったもんじゃいないよ
Ａ：やっぱりそうなのかな？
Ｂ：そりゃそうだろ。お前、好きでもない子からラブレター貰って、便せんに十何枚も重たいこと書いてあったらどうする？
Ａ：とりあえず読む……かな？
Ｂ：嘘つけ
Ａ：うーん。後で読もうと思って引き出しにしまうかもしれない
Ｂ：だろ？ それが普通の心理だよ。それに、読む方もだけどだ、書く方だって大変だろ？
Ａ：そう言われると……でも、最初は軽いジョギングのつもりだったんだよ
Ｂ：昨日なんか4,000字近いんだぜ？ 正味の文字数だから、原稿用紙で数えたら13枚？
Ａ：確かに……ジョギングではないな
Ｂ：毎朝10kmも20kmも走ってる感じだよ。それも全力疾走で
Ａ：それで息切れするのかな？ 最近
Ｂ：だろ？ 老人は死なず……って必ず結びに書くけど、これ続けてたらそのうち死ぬぜ
Ａ：今死ぬわけには……まだ書いてない小説のネタ沢山あるし
Ｂ：なら、少しは考えないとな。これだけ書けるなら長編小説も書けるだろ？
Ａ：それがなかなか集中出来ないんだよね
Ｂ：もうこれ自体が長編小説みたいだぜ。1日3千字平均として、30日書き続けたら9万字。原稿用紙で250枚くらいだ。一月半続けてるんだから、もう長編レベルだろう
Ａ：そうか……それで最近息切れしてるのか
Ｂ：だから言わんこっちゃない
Ａ：うーん、どうしようか。明日まで考えさせてくれるかな？
Ｂ：わしゃ知らん！ 勝手にせい！
と言うことで明日に続きます。
老人は死なず、ただ悩み続けるのみ
(2021.8.17)
私の脳内で二つの人格が語り合っています。この先、なんだか言い争いにでも発展しそうな気配もするんですが。
チャットノベルにすべき内容的かと思いますが、途中で切り替えたり挿入したりは出来ないと思うので、通常の文の中で展開します。
Ａ：6月29日から始めたこの日記、こんなに読まれると思ってなかったね
Ｂ：ちょっとぐらい読まれたからって調子に乗ってるんじゃない？
Ａ：そういう自覚はないんだけど、一時期はランキングのトップページにあったからビックリしたよ
Ｂ：それは偶々だろ。続けてイイネ貰ったりしたからさ
Ａ：嬉しくないって言ったら嘘になるな
Ｂ：何カッコつけってるんだよ。正直に言えよ。トップページに返り咲きたいって
Ａ：滅相もない！ 昨日も書いたけど悪目立ちはしたくないんだよ
Ｂ：それってさ、いつもトップページにいる作家さんに失礼じゃないのか？ 悪目立ちしてますよって悪口にしか聞こえないぜ
Ａ：いやいや。いつもトップにいる人たちはそれに見合う人気と実力を兼ね備えてるから。その点、実力のない自分なんかが目立つところにいるのは気恥ずかしいんだよね
Ｂ：嬉しくないって言ったら嘘になるとか、気恥ずかしいとか。お前は女子大生か
Ａ：男子高齢者です
Ｂ：……まぁ兎に角
Ａ：「兎に角」って、ずっと昔に社内報に書いたら「ウサギにツノってなんですか？」って聞かれた
Ｂ：（笑）……お前、そうやって脱線するから話が長くなるんだよ
Ａ：長いかな？
Ｂ：おいおい、冗談は顔だけにしろよ（モブキャラのくせに）。毎日こんな量のテキストを書いてたら読む方だって大変だよ
Ａ：今なんか言わなかった？ モブキャラとか
Ｂ：（聞こえてんのかよ）そんなことはどうでも良い。とにかく、タイトルに「呟き」っってあるから、呟きかと思って開いてみたらビックリだぜ！？
Ａ：書いてる本人は呟きのつもりなんだけど
Ｂ：これだから（爺さんは）……
Ａ：今なんか言った？
Ｂ：いや。何も（変なとこだけ耳が良いな。大事なことは聞いてないくせに）。普通、呟きって言うのはTwitterみたいなのを言うんだよ
Ａ：Twitterかぁ。何文字までだっけ？
Ｂ：140文字だろ
Ａ：少なっ！
Ｂ：お前の文章が長すぎるんだよ
Ａ：書いてると、ついつい長くなっちゃうんだよね（苦笑）
Ｂ：爺さんの長話や自慢話、朝っぱらから付き合わされる方はたまったもんじゃいないよ
Ａ：やっぱりそうなのかな？
Ｂ：そりゃそうだろ。お前、好きでもない子からラブレター貰って、便せんに十何枚も重たいこと書いてあったらどうする？
Ａ：とりあえず読む……かな？
Ｂ：嘘つけ
Ａ：うーん。後で読もうと思って引き出しにしまうかもしれない
Ｂ：だろ？ それが普通の心理だよ。それに、読む方もだけどだ、書く方だって大変だろ？
Ａ：そう言われると……でも、最初は軽いジョギングのつもりだったんだよ
Ｂ：昨日なんか4,000字近いんだぜ？ 正味の文字数だから、原稿用紙で数えたら13枚？
Ａ：確かに……ジョギングではないな
Ｂ：毎朝10kmも20kmも走ってる感じだよ。それも全力疾走で
Ａ：それで息切れするのかな？ 最近
Ｂ：だろ？ 老人は死なず……って必ず結びに書くけど、これ続けてたらそのうち死ぬぜ
Ａ：今死ぬわけには……まだ書いてない小説のネタ沢山あるし
Ｂ：なら、少しは考えないとな。これだけ書けるなら長編小説も書けるだろ？
Ａ：それがなかなか集中出来ないんだよね
Ｂ：もうこれ自体が長編小説みたいだぜ。1日3千字平均として、30日書き続けたら9万字。原稿用紙で250枚くらいだ。一月半続けてるんだから、もう長編レベルだろう
Ａ：そうか……それで最近息切れしてるのか
Ｂ：だから言わんこっちゃない
Ａ：うーん、どうしようか。明日まで考えさせてくれるかな？
Ｂ：わしゃ知らん！ 勝手にせい！
と言うことで明日に続きます。
老人は死なず、ただ悩み続けるのみ
(2021.8.17)
