“浄土の救い”を終えて  ~監修者のひとりごと

文字数 499文字

阿弥陀仏様のお経、いかがでしたか?
日本では、法然上人の浄土宗から、
親鸞聖人の浄土真宗、
一遍上人の時宗と、
そのほかにも
良忍上人の融通念仏宗、
真盛(しんぜい)上人の天台真盛宗、
など、浄土系の各宗派があります。
また、
覚鑁(かくばん)上人は真言宗の方ですが、阿弥陀仏信仰を密教に取り入れることで真言宗を中興なさいました。
(新義真言宗、真言宗智山派、真言宗豊山派の中興の祖)

とまあ、結構な宗派で学ぶべき経典と言えるのですが、
わりと皆さん、それぞれの御祖師様のことばを中心に学ばれるような気が…。


それぞれの宗派で、独特の理解の仕方があるかもしれませんが、
なるべくシンプルに、経典そのものの意味を伝えるように心がけました。
また機会があれば、『浄土三部経』全体を取り組みたいなー、なんて思っております。
なんてったって、私も浄土宗の一僧侶ですからね。


次回からは、
「この世の由来-世記経」
です。
仏教の世界観、おさえておかないと、経典を読んでいてもよくわからないところがあるんですよね。
たとえば、

「忉利天と夜摩天はどっちが上なの?」

とか。

では、お楽しみに!
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