法蔵菩薩の仏としての名、その国の名
文字数 351文字
アーナンダは仏陀に問いかけた。
「法蔵菩薩はすでに〈成仏〉を遂げて、〈涅槃の境地〉に入ってしまわれたのですか?
それともまだ〈成仏〉は成し遂げていないのですか?
それとも、今、現にいらっしゃるのですか?」
仏陀はお答えになる。
「法蔵菩薩は今や
すでに〈成仏〉して現に西方におられます。
ここから〈十万憶の仏国土の彼方〉です。
その仏の御名は
『無量寿(阿弥陀・量り知れない光と命をもつもの)』。
その世界は名づけて
『安楽あるところ(極楽)』
というのです。」
「その御仏は、
〈成道〉なさってから今日まで
どれくらいの時を経ておられるのですか?」
仏陀はお答えになった。
「〈成仏〉して以来、
おおよそ10劫(432億年)の時が経っているのです。」
(了)
「法蔵菩薩はすでに〈成仏〉を遂げて、〈涅槃の境地〉に入ってしまわれたのですか?
それともまだ〈成仏〉は成し遂げていないのですか?
それとも、今、現にいらっしゃるのですか?」
仏陀はお答えになる。
「法蔵菩薩は今や
すでに〈成仏〉して現に西方におられます。
ここから〈十万憶の仏国土の彼方〉です。
その仏の御名は
『無量寿(阿弥陀・量り知れない光と命をもつもの)』。
その世界は名づけて
『安楽あるところ(極楽)』
というのです。」
「その御仏は、
〈成道〉なさってから今日まで
どれくらいの時を経ておられるのですか?」
仏陀はお答えになった。
「〈成仏〉して以来、
おおよそ10劫(432億年)の時が経っているのです。」
(了)