『釈迦の悟り』を終えて  ~監修者のひとりごと

文字数 578文字

いかがでしたか?

―お釈迦さまはどのようにして悟りを開いたのか?
―その悟りの内容とは?
―悟りを伝える決意をなさったいきさつ(悟りを誰にも伝えない、という選択肢もあったわけです)
―そしてまさに仏教が始まった瞬間(神々の歓びの声が響き渡る!)

を、経典に忠実に、かつなるべく平易なことばを使って紹介したつもりです。
もちろん、解釈には幅があり、「承服出来かねる」という方もいらっしゃいましょう。
また、「難しすぎてよくわからなかったなぁ」という方もおいででしょう。

経典は古代の哲学であり、いわゆる「神話」に似た思考方法で語られている部分も多くあります。
その内容について「ありのままの事実」と受け取り過ぎたり、必要以上に解釈し過ぎようとしないでよいと思います。
頭でわからない部分もあっていいでしょう。ただ、その伝えようとする独特の気分を味わって、あとは肚を通して無意識の中に落とし込み、忘れてしまう!
そうして、時間を経てあなたの精神の養分となって、深みのある物の見方が出来るようになればよいのではないでしょうか?

―なぁんて、偉そうなことを言ってますが。
とどのつまりは監修者もお釈迦さまのみ教えが大好きなだけなのかも。

さて、次回は“在家のヒーロー”、ヴィマラキールティ(維摩詰)さんの登場です!
びっくり仰天の破天荒なお話ですよ~!
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