『ビブリア古書堂の事件手帖7』

文字数 482文字

『ビブリア古書堂の事件手帖7』

~栞子さんと果てない舞台~ 

/三上 延 

鎌倉の古本屋の美人店主、篠川栞子さんとアルバイトの五浦大輔君が古本にまつわる謎を解く人気シリーズ。とうとう、やっとこの完結!


6巻まではだいたい1年に二冊ぐらいのペースで出ていたシリーズですが、この第7巻は2年弱もの時間をかけて書かれた書下ろし作品です。(きっと難産だったんだろうなあ……)

なにしろ今回は洋書の古書、それも、ウイリアム・シェイクスピア!!

最終巻にふさわしい難物というか世紀の超大物ですね。3巻あたりから小出しにされてきていた、本に魅入られた一族の過去からの物語も総決算というかんじ。

下世話に気になるあの二人の関係も、ちゃんと最終回していましたですよw よかったよかった♪


著者のあとがきによると、このシリーズは一回ここでエンドマークなんだそうですが、書ききれなかった別視点のお話などをスピンアウトとして書いてみたいとのこと。栞子さんと大輔君とのお話はまだ続くようです。たのしみ~♪ (今度は2年も待たないで読めるとよいのですが……w)

Original Post:2018/05/18


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