『天冥の標Ⅹ』青葉よ、豊かなれ PART3

文字数 712文字

『天冥の標Ⅹ』青葉よ、豊かなれ PART3 /小川一水

終わったあああああああああああ!!


圧巻。万感。感無量!!


もう、最後は泣きっぱなしでした!!


えぐえぐ泣いちゃあ息をととのえて、顔洗ってまたちょっとページ戻って繰り返し泣いて……と、じっくり時間をかけて読み終わりました。


なんのかんの言って、このラストの昂ぶりが最高です。

この感覚を味わうために長い長い道のりを歩いてきた感がすごいのです。

まるで一歩一歩ゆっくりと登山道を踏みしめて、はるかな頂に到達したような感覚。

これまでに乗り越えてきた険しい道のりも、足元の砂利の一粒一粒も無駄ではなかったと思い出しつつ、神々しい山頂のからの風景を見るような感覚です。


いま、巻末の年表を眺めて、長い道のりの思い出を振り返りつつ、また涙をこらえているところです。


ぷはー、よかったああー。


この気持ちを味わいたくて本読んでいるようなものなので、生きててよかった~。本読みで良かった~と感謝感激なのです。えぐえぐ。


そいでもって、このような超大作を書いてくださった小川一水先生に最大級の感謝を地球の片隅から捧げたいと思います。ありがとうございました&おつかれさまでしたっ!

(おまけのひとこと)この第十巻のPART1~3の表紙を並べると一枚の絵になるんですよね。

それぞれの話の特徴もちゃんと出ているし、PART1の表紙の青いキラキラの意味や、PART2の炎の意味なんかはPART3を読み終わって改めて別の意味にも見えてきます。富安健一郎氏による素晴らしいカバーアートなのでした。

電書で買ったけどやっぱり紙でも欲しいわー。(というかポスターないのかなー?)

Original Post:2019-02-26
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