『人生と勉強に効く 学べるマンガ１００冊』

帯には、「『あさきゆめみし』から『キングダム』まで、マンガは最高の教科書だ！」

と書かれています。

そして、漫画家の里中満智子さんによるあとがきにも書かれているように「これ『も』学習マンガだ！」という言葉も。

マンガ好きならこの帯にかかれている言葉だけで十分内容がわかりますよね。

つまり、いわゆる「学習マンガ」として描かれた教科書的なマンガではない、一般のマンガでも十分学びになる。という意味の『も』なのです。

マンガ好きならきっと、今までマンガを読んでいていろいろ学べた記憶があるとおもいます。その「学び」そのものにスポットを当てて、このマンガはコレが学べる、このマンガはコレ、といった風に学べる教科・テーマごとに授業形式で１００冊並べてあるマンガカタログになっているのです。

わたくしもマンガ好きなので、けっこう読んだことのあるマンガもありました、が、さすがに１００冊もあると中にはタイトルを知っているだけのものや、まったく知らないものもあり、「へえ、こんなマンガがあるんだ！」という学び（？）になり勉強になりました。

それぞれネタバレにならず、ちゃんとテーマに沿った紹介がされていることもポイント。

たぶん小中学生～高校ぐらいまでの読者を想定して書かれている本なので、初心者向けな解説が多いのですが、さすがプロの選者が選んでいるだけあってマンガ好きを自認する大人読者が読んでも「( ﾟдﾟ)ﾊｯ!」とする部分はありそうです。

いまどき、マンガを読んだことがないって人はそうそういないと思いますが、まだ中にはマンガなんて為にならないとか、何の学びもないと思っている頭の固い方も中にはいらっしゃいます。（たいていのマンガ好きな子供の親とかねー）そんな原始的な単細胞生物とのコミュニケーションツールにもなりそうですｗ

（おまけのひとこと）

上にも書きましたが、私が知らない読んだことのない本もたくさん出てきました。今、興味を掻き立てられた作品たちのの中から、次は何を読もうかなとお財布とAmazonさんと相談中ですｗ

中には電子書籍化されていないのもけっこうありそう。そこらへんはリアル本屋さん探さないといけませんね。

（『ピンポン』とか、絵柄が合わなくて読んでなかったのもありましたスイマセン＞＜　でも後学のために読んでみよっかな～）