『天冥の標X』 青葉よ、豊かなれ PART1
文字数 1,227文字
/ 小川一水
いよいよ始まった(12/19発売!)、長々大河SFドラマ終幕の始まりです。
足掛け10年、全10巻(一巻が三冊ぐらいあったりするので巻数と冊数は同じじゃありません)15冊めをむかえる超大作の最終章、そのⅩ、「青葉よ、豊かなれ」PART1です。
前のIX「ヒトであるヒトとないヒトと」のPART2が2016年10月ですから約2年前。それまでだいたい1年に1~2冊のペースでしたので、10巻目は、んもう、待ちました。待ち続けました。この感動を味わうために!!
(2018年刊行予定という言葉を信じて! ぎりっぎり間に合いましたね!w)
実は、待ち続けた自分にさらに焦らしプレイを課して、IXの「ヒトであるヒトとないヒトと」から読み直し、気分をじっくり盛り上げてからⅩを読み始めまたのです。
で、やっぱりそのまま一気読みしちゃいました!
いんやー、すんばらしかったー!!
もうぐっときまくり、うるうるしっぱなしです。
さきほど足掛け10年と書いたのはリアルな現実時間ですが、作中はBC6000年くらいからAD2800年くらいまで(うん万年前のエピソードもあったっけ)というちょーロングスパンのタイムスケールで、舞台も地球どころかアステロイドに太陽系全域、果てはふたご座ミューに、いずことも知れない宇宙のかなたまで。時空間と人々が織りなす壮大なドラマ!
まるで地層のように幾重にも積み重なった出来事・ドラマの数々が一点を目指して最終章へなだれ込んでいます。
読んでいてエピソードのたびに懐かしい出来事や伏線が次々と思い出されて、本当に何度も目がしらが熱くなってえぐえぐちゃいましたよー。
(すっかり忘れていた伏線もあったりしてw)
さてさて、最初に書いたようにこれはまだ最終章の始まり、PART1です。
PART2と3は来年、2019年1月、PART3は2019年2月刊行予定なのだとか!
うわあ、一気にきますねー!
めちゃくちゃ楽しみ!
次はVIIIやVII、いや、もっと前から読み直してわくわく待機して見ようと思います。ほんと楽しみですわー☆
実はいま、年末年始と旅行先なので、紙の本はもってきていません。なのでつい電子書籍版も買っちゃいました!(わーお)
そして、この本読んでるとついつい前の巻も読みなおしたくなっちゃうのですよね。
なんて思っていたら、なんとこのタイミングで電子書籍版(Kindle版)が軒並み50%オフキャンペーンを初めておりまして、うわー、商売おじょうず! と言いながら全ポチしてしましましたあ~。
なーんてことはまあよいのですけど、、
このタイトルのローマ数字の表記が巻によってスペースがついたりついてなかったりずれてるのどうにかならないですかねぇ~。どうしても順番に並んでくれなくて困るです・・・><